しかし思えば、グリップヒーターは握っている間はじわじわ暖かくなりますが、手を離すとすぐに冷たくなってしまいます。冬に指先が凍えて動かないことは正確なブレーキやクラッチの操作ができず、致命的な事故につながるわけです。つまり、体を温めるということは、オートバイにとっては快適グッズというだけでなく、安全装備という見方もできるのです。
最近話題のバイクウェアである、電熱ジャケットと電熱グローブを身に着ければ、そんなことはないとのことでしたが、自分にとって未知のグッズに対しては警戒心が先にたってしまい、なかなか食指が動きません。その性能についても試してもみないのに懐疑的でした。しかし先日、ハーレーダビッドソン奈良に行ったとき、買ったら一生モンだ!という思いから、ほとんど衝動買いをしてしまいました。 グローブだけでなくジャケットとの組み合わせとなり、お値段はかなり高額です。繰り返しますが、一生モンです。
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本日、車体側の電源コード(ハーネス)を取り付けるため、再びハーレーダビッドソン奈良を訪れました。割引がない分、ハーネス類の取り付け工賃は無料でした。ありがたいです。
帰り道は、長谷寺に向かう初瀬ダム手前で右に折れ、天理市・田原本町に向かう道を選択しましたが、これがまた狭い狭い。ハーレーではいまだにどうやってカーブを曲がっていいか体も頭もわからないのです。ハーレーのスタッフにカーブを曲がるコツを尋ねてみたのですが、「カーブは曲がりません。十分スピードを落とすしかありません」との回答でした。ハーレーにとって狭いワインディングは試練としか言いようがありません。
電熱ウェアですが、めちゃくちゃ快適です。車体左側から出したコードと、電熱ジャケット下部から出ているコードを接続します。ジャケットの下部からはスイッチも出ており、ここを長押しして電源オン。さらに3段階の温度設定ができますが、この時期はまだ最低でもぽかぽか、まるで温泉に入った気分で走れるのです。電熱グローブへは、ジャケットの腕から伸びるコードから電気が供給されますが、こちらも3段階の温度設定ができます。スイッチの部分は、温度が低い順に 緑→オレンジ→赤 と発色しますから、夜間にグローブの一部がこれらの色に輝いていて、近未来的な感覚がまた良いです。自己満足の世界にも浸れるスグレモノと認定しました。
写真は、帰り道で立ち寄った田原本町のインド料理店「エスカマル」でのおすすめディナーセット1,500円です。ガソリン給油、今回の燃費は満タン計測で22.2km/lでした。