2015年12月13日日曜日

大阪モーターショーに初めて行きました

12月5日の土曜日、午前中から久しぶりにハーレーを駆ってインテックス大阪で行われる大阪モーターショーに向かいました。先日の東京モーターショーに続いての自動車の祭典です。東京モーターショーに行くのもウン十年ぶりですが、大阪モーターショーはもちろん初めてです。

会場のインテックス大阪は正式名称を大阪国際見本市会場といい、住之江区の埋立地にあります。同じく埋立地にある東京ビッグサイトと、都心とは似たような位置関係にあります。今回は、久しぶりにハーレーダビッドソンXL883Lで向かってみました。



周辺の道路は大渋滞ですが、ある程度バイクはすり抜け出先に進むことができます。しかし、そこで見た駐車場兼バイク駐輪場は、地面が砂利なのです。より巨大なレイダーで来なくて正解だったかもしれません。トルクの怪物のレイダーでは、低ミュー路の地面ではホイルスピンしてしまい、自分のテクでは無傷で帰ってくる保障ができません(笑)。

会場後30分の10時30分ぐらいに到着しましたが、当然ながら当日券発売の列は凄いです。ここで30分ぐらい並び11時過ぎに会場に入れました。いくつかのブースに分かれているのは東京と同じですが、ざっと見て感じたことは、東京よりも明らかに規模が小さいのです。最大のブースはホンダでしたが、それでも東京の半分近く。他社に関していえば、それぞれのディーラーのショールームより小さいのではないでしょうか。東京の3分の1といった印象です。逆にそれもあり、またすべて1階だけの展示ですから、2,3時間あれば全体を回ることができました。

残念なのは、アウディとヤマハの出展がなかったことです。一方で、東京では出展がなかったハーレーダビッドソンが出展していましたが、展示台数は5台と、見慣れた正規ディーラーより少ないのですから、ちょっとトーンダウンです。

さて、写真とその解説をぼちぼちと。。。


アメリカのポラリスという、バギーを得意とする会社が作った3輪スポーツカーです。前2輪、後1輪で、ドアのないフルオープンカーです。私もかつて、英国のウェストフィールドSEiというスポーツカーに乗っていたのでよくわかるのですが、これに乗る人は自己顕示欲の塊といえるでしょう(笑)

コンパニオンのお姉さんはヘルメット着用を推奨しているのでしょうか。私もウェストフィールドに乗っていたときに検問の警官に、「この車に乗るときにはヘルメットかぶったほうがいいね」と言われましたよ。


フォルクスワーゲンのコンパニオンのお姉さん。カメラ小僧・カメラオヤジ(私を含む)が大挙して囲んでいました。


ホンダの新型NSXのサイドアングルです。ミッドシップながら、直線と曲線が微妙にコンビネーションを組んで、美しいクーペとしてのスタイルを保持しています。


とっても愛想の良いホンダのコンパニオンさん。2枚も写真を撮らせてくれました。


日産フェアレディZニスモ・バージョン。通常では縦に位置するLEDデイライトが横に位置しています。以前、Z33に乗っていたことがあり、フェアレディZを見るたびに、また乗りたくなるんですよね。


日産の未来的スポーツカー、日産コンセプト2020ビジョングランツーリスモ。迫力の外観です。


最大面積のブースがホンダでした。シビック・タイプRには、運転席に乗り込む列が40分待ちとの表示がありました。大人気のようすがわかります。


新型NSXのレース仕様。カッコイイです。


レクサスの大型SUVです。おいくらかと思いきや、1100万円以上もするんですね。それでもけっこう、売れるのでしょう。


日本の名だたるブランド、レクサスですが、ブースは窮屈に感じました。


三菱のコンパニオンのお姉さんです。


ボルボのコンパニオンのお姉さん。ボルボでは昔のステーションワゴンなどを混ぜて陳列していたのが印象的でした。



そういえば、シトロエンからDSというブランドが独立したようですね。トヨタからレクサスが独立しているようなものでしょうか。


大型二輪教習用のハーレーダビッドソン・ストリート750。軽く足つき性もよく、すごく乗りやすいオートバイですから、これで教習できる人はラッキーですね。


マツダのコンパニオンのお姉さん。マツダは国産メーカーでもやる気を感じましたね。すべて赤いクルマで展示されていました。スタッフとも話しました。



トヨタの新型プリウス。エッジの効いた直線を基調としていて、いっそう未来感が高まりました。これもめちゃくちゃ売れるんでしょうね。


ダイハツのコンパニオンのお姉さん。会場で聞いたのですが、このショーで一番かわいいということでした。


どことなくシトロエンを思わせるエキセントリックなリアビューを持つこのモデルは、メルセデスベンツのGLEクーペです。これはAMGモデルのようです。


最後に、このスバル・インプレッサのコンセプトモデルは美しいですね。コの字のヘッドライトは新しいスバルのアイデンティティのようです。おそらく市販実現確率は高いと思います。マツダに続いてスバルのやる気もすごいですね。

若者のクルマ離れが言われて久しいですが、少なくともクルマの世界は未来に向けて着実に進化しているように思われました。先日の東京モーターショー、前回に比べて入場者数が減少したようですし、決して明るい材料だけではないと思いますが、乗り物大好きな立場からすると、ワクワクさせてくれるようなモデルに出会いたいです。





ヘッドライトをLED化、サドルバッグを装備してツーリング仕様に近づきました

12月に入りましたが、最初の週末はイベントがあるなどしてレイダーに乗ってやれませんでした。そこで昨日、懸案だったレイダーの積載性向上を目的に、サドルバッグスライドレールを取り付けると同時に、ヘッドライトをLED化しました。

LEDヘッドライトに関しては、すでにFZ1フェザーで脅威の明るさを体験していただけあり(取り付けてすぐに売却にいたりましたが)、どうしても早く取り付けたかったのです。昨日はYSP枚方南での作業に始まり、兵庫県にまで足を伸ばしましたが、その間にレイダーの恐るべき一面を垣間見たので、それらもあわせてレポートします。



この2013年型ホワイト・レイダーですが、前のオーナーがサドルバッグサポートバーを取り付けてくれていましたので、サドルバッグ(後輪の左右に取り付けられる荷物を入れるバッグのことです)取り付けには、ベルトドライブやタイヤとの干渉は防止できています。そこにサドルバッグ選択の自由をもたせるために、サドルバッグスライドレールが必要なのです。このレールがありませんと、左右に同じ小ぶりのバッグを取り付けるしか選択肢がないのです。細かい説明は省きますが、右側にはマフラーがありますので、取り付けるサドルバッグの容量には限界があります。一方でマフラーのない左側にはできるだけ大きなバッグを取り付けたいのです。左右に異なるバッグを取り付けるため、スライドレールは必需品なのでした。

ヤマハの用品部門であるワイズギアが供給するレイダー用の小ぶりな純正サドルバッグですが(写真下)、左右が同じ容量で、シートの下を通して左右に振り分けるタイプのバッグで、これですとスライドレールは不要です。しかし私のように、左右に独立したバッグを取り付ける上ではレールは必需となります。



上の写真では、ベルトドライブの上にある枠のような金属部分がサドルバックサポートで、その上にシートに沿って伸びている部品がサドルバックスライドレールです。サドルバッグはこのあと、革製品メーカー、デグナーのものを購入する予定でしたので、革ベルトを自由度高く取り付けるために、このレールがあるのです。

YSPでは、前のフェザーから取り外したナビを取り付けられるか訊いてみたら、時間がかかるが取り付けられるとの返答を得ました。あらためて日程を調整し、ナビ取り付けをお願いしたいと思います。時間がかかるようであれば、その間は代車も借りられるようです。YSPの工賃はバイク用品専門店より安いことが多いので、ありがたいです。


YSP枚方南でスライドレールとLEDヘッドランプ(バルブ)を装着してもらい、そのまま最寄の寝屋川2りんかんに行きました。ここは2りんかん店舗の中で、アメリカン関連グッズの取り揃え点数が多い店舗です。少なくとも生野2りんかんや奈良2りんかんより多いです。

上の写真は、シートの上に購入したサドルバッグをおいている状態で、これから取り付けるところです。左側は、ハーレーにも取り付けているNB-42、右側はマフラー側ということで、容量の小さなNB-44です。NB-42は可変容量で最大容積が26リットル、NB-44は同12リットルで、合計容積は38リトルとなりました。これは小型スクーターに取り付けているGIVIのトップボックス39リットルに匹敵しますが、ヘルメットが入るものではないので、使い勝手が悪いのは目をつぶるしかありません。それでも、土産のひとつぐらい入れたいという要望には応えてくれることでしょう。

2りんかんはイエローハット・グループですので、イエローハットの株主である私は株主優待券が使えました。こんなとき、株主はラッキーです。ちなみに長年、ヤマハの株主でもあります。


まずは左側から取り付けてみます。スライドレールにくくりつけるベルトが長いので、余った部分をどうするか悩みました。再び穴に通すことで、外側に出してみます。後で書きますが、サドルバッグサポートのところにちょっとした出っ張り(ネットをくくりつける部分、ピレットrゲッジフック)があり、それが邪魔になっていて、車体とバッグの間があいてしまうのが難点です。これについては後日、直そうと思います。


右側も取り付けてみます。あらかじめマフラーと干渉しないことを、店員さんと一緒にフィッティングして確認しましたので、これはOKです。こちらのNB-44にはファスナーで開閉できる小室が二つついていまして、デジカメを入れる等の使い方ができると思いました。

寝屋川2りんかんでサドルバッグの装備が完了し、次は献血をやりに西宮に向かいました。その途中、近畿自動車道から吹田ジャンクション、名神高速までの動画です。



西宮北口にある献血ルームでは成分献血を希望したところ、今回も血小板献血でした。事前の血液検査で比重が高い場合には血小板献血が選択されることが多いのかもしれません。これで118回目の献血となりました。

最後に、伊丹市にあるバイクワールド(旧バイクセブン)に向かいました。先日の大阪モーターショーで割引券を貰ったので行ってみたすが、残念ながら使えるのは12月23日からでした。ここもライダーズスタンド2りんかんと同様のバイク用品店です。中古バイクショップであるバイク王ダイレクトショップと同一フロアにあります。訪れたときには、着るエアバッグ、ヒットエアを製造する無限電光の社員と電熱ウェアのヒーテックの社員が販売促進員としてフロアにいました。


あまり大きな声ではいけませんが(書いていますが笑)、このヒーテックの社員によりますと、私が先日買ったハーレーダビッドソン純正の電熱ウェアはヒーテックの「パクリ」だということです。私はハナっから、ヒーテックがロゴを変えるなどしてハーレーダビッドソンにOEM供給をしているのかと思っていたのです。しかじ実情は違っていて、パクリだとのことでした。

私のハーレー電熱ウェアのスイッチ部分が本家ヒーテックのパクリだということで、「写真を撮っていいですか?」と言ってきたので撮らせてあげました。私はキツネにつままれたように唖然としたのですが、社員の方も「ハーレーのほうが薄い」と、ハーレーダビッドソンの電熱ウェアが良くできていることを認めていました。このような製品をハーレー本社が作れるわけはなく、いったいどこの国のなんという会社が作っているのか、知りたいところです。

それはともかく、これでレイダーがツーリングマシンに一歩近づきました。しかし、今回の走りでまた新たなことに気づかされました。それは、高速道路では80キロで巡航する分にはいたって快適なのですが、そこからアクセルを一ひねりすると、背中を蹴飛ばされたような異次元の加速を見せるのですが、恐怖しかありません。空気の壁が全身にぶち当たるのです。これまで前傾姿勢のバイク、あるいはネイキッドのような前傾姿勢のとりやすいバイクではわかりませんでしたが、ハンドル位置が高いアメリカンでは前傾姿勢をとりづらく、100キロを超える高速域では上体を起こすポジションが障害となり、空気の壁と格闘せねばなりません。

というわけで、次回はシーシーバー(後席バックレスト)よりも、スクリーンのほうが優先的に取り付けるべきオプションになりそうです。

最後に。このようにサドルバッグは正しく取り付けられましたが、どうやら、リアシートに荷物をくくりつけるためのネットのためのピレットラゲッジフックが装備されており、これがバッグの背面に当たるようです。これは次回、取り外してもらうことにします。

レイダーで本格ツーリングにいたるまでには、まだまだやるべきことが多いようです。