少し前ですが、京都のハーレーダビッドソン正規代理店、USA LEOで、2016年型のFTHTK TCウルトラリミテッド(写真でオレンジメタリック)と、2017年型のFLHXSストリートグライドスペシャル(写真でブラック)の2台に試乗する機会がありました。
京都市左京区の、京都国際会議場(ウルトラセブン「ウルトラ警備隊西へ」でキングジョーに破壊されたはずだが)近くにあるこちらのディーラーでは、試乗する予定はなく別件で近くに行くついでに立ち寄ったのですが、とても親切な若いスタッフが熱心に試乗を勧めてくれたのでした。
試乗はスタッフが先導し、コースは大原三千院までの、合計45分にも及ぶ長い道のりです。前半を2017年型FLHXSで、三千院近くの道の駅でスタッフと交代して2016年型FLHTK TCに乗りました。
両者でエンジンが全く別物で、Milwaukee-Eightと呼ばれる新型エンジンを搭載した2017年型のスムーズさが特筆すべきものでした。巨大なトップケース(ツアーパックと呼ばれる)が装備され、重心が上部に移動したウルトラリミテッド。400kgをゆうに超える巨体を果たしてコケずに運転できるか心配でしたが、何とか無事に運転できました。全域でギクシャクせず、ノッキングをほとんどしない2017年型のエンジンと比べると、2016年型ではエンジンのギクシャク感が際立っています。
ライダーとして、いつかはクラウン、じゃなくて、いつかはハーレーのウルトラですね。