2017年1月19日木曜日

2006年、XJR1300を買いました

今は閉店してしまった東京・上野バイク街の太洋モータース。この日は2006年4月2日。中古車を試乗させてくれるという、珍しい?ショップでした。


それまでホンダCBR1000F、BMW2台とビッグバイクを乗り継いできましたが、国産回帰の思いは強く、同僚と二人でヤマハXJR1300とカワサキ・ゼファー750の2台に試乗しました。


手に振動が伝わることだけがネックでしたが、結局、この3年落ちの2003年型XJR1300を買うことに(同僚は買わず)。結果的には大正解。その後8年にわたり、ビッグバイクの楽しさと奥深さ、、難しさも厳しさも教えてくれました。



それまで乗っていたBMW K1200RSとどうしても比べてしまいますし、長距離の一気乗りなどはBMWに一日の長がありますが、街乗りからロングツーリングまでのXJR1300の汎用性は何にも代えられない性能だと思いました。センタースタンドがCBに比べてずっとかけやすいといった小さなこともポイントが高いです。私は離れてしまいましたが、これまでの20台以上のバイク歴で最長の8年を所有した、いまでも好きなバイクです。

カワサキZRX1200DAEGをレンタルしました

先日の月曜日、八尾カワサキ東大阪店(Kizukiレンタル819東大阪)にて、カワサキZRX1200DAEGを8時間レンタルしました。伝統あるこのネイキッドが、いよいよファイナルを迎えるのを前に、ぜひとも乗っておきたかったのです。いやなに、実は購入を考えているのでした。


私が乗っていたYAMAHA XJR1300(2003年キャブレター最終型)と比べてどうなのか、そのあたりを中心にインプレを交えて報告したいと思います。なお、先日短い試乗をしたのですが、XJR1300でやや感じていた、ビッグネイキッドとは思えない軽さに驚いたという事実を伝えておきます。


レンタルした時間は午前10時30分、返却予定は18時30分です。今回は、高速道路で一気に淡路島に行き、島内は幹線道路を中心に反時計回りに走ることにしました。

まず、またがると足つきは結構厳しいです。私の身長は165cmで、両足のつま先がかろうじて地面に届く程度です。もちろん、片足ならば多少は改善するものの、立ちごけは避けたいのでできるだけ車体を垂直に保ち、両足をなんとかつけて支えることに終始しました。

クラッチを握りニュートラルから1速に踏み込むときは、ガシャン!というカワサキ独特の?デリカシーのないシフトショックがあるものですが、このマシンでは、それを感じるときとそうでないときがありました。さっそく阪神高速に入ります。

都市高速や高速道路でのクルージングはすこぶる快適です。80km/hで流すのが気持ちが良いというのは、XJR1300の時に感じていたことですが、ビキニカウルを装備したDAEGの場合、そこから100km/hを超えるほどの速度域でも、XJRで感じていた風圧を感じません。もちろん最小のカウルであり、基本的には風防効果には期待できないのですが、ないよりあったほうがましですし、今回の試乗を終えて、風のストレスを終始気にすることがなかったのは、こいつのおかげでしょう。


最初の休憩は、明石海峡大橋を渡ったところにある、淡路サービスエリア(下り)です。休日にもかかわらず、この日はあまりバイクが駐車していませんでした。

高速道路での車線変更は、思った通りのレーンをトレースできる行儀のよさです。普段私がのるアメリカンではそういうわけにはいきません。アメリカンのもっさり感とは違うきびきびとした動き。そうそう、これがネイキッド、いや、スポーツバイクの血統ですね。