昔、銚子の実家の近所には、「銚子セントラル」という映画館があった。小学生は一人で映画に行くことが学校で禁じられていたのだが、母が映画館の主人に口を利いて、何回か観に行ったことがある。
小学生時代に観た映画の中で、一人で観に行ったかどうかは記憶にないが、プロレスラー、ミル・、マスカラスのテーマソング、ジグソーが歌う「Sky High」が主題歌となった同名映画(原題は香港から来た男、かな)、オーストラリアと香港の合作だと思うが、「スカイ・ハイ」という映画があった。残念だが映画の内容は詳しく覚えていない。
スカイハイ / ジグソー
この映画で、主人公の香港人の男性と、オーストラリアの女性が恋に落ちるのだが、その二人が乗っていたのが真っ赤なベンツSLだ。当時の日本はスーパーカーブーム真っ盛りで、私も同級生に混ざっていろいろな車名を覚えたものだ。ベンツにはSクラスという上級サルーンがあり、そのオープンカーに相当するものがSLだということは知っていたし、おそらく当時の最高排気量の450SLではないかなどと、映画を観ながら思ったものだ。ベンツのオープンカーで颯爽と走る姿は、ものすごくかっこいい、なにか非現実的なシーンとして脳裏に焼きついている。
あれから約40年が経ってしまったが、このスカイ・ハイのSLが原体験として残っていて、SLに対する強烈な憧れとして続いている。ポルシェが欲しくなる瞬間もあるが、いまベンツに乗っているということから、ちょっとだけ現実的な選択として、発作的にSLが欲しくなるというものだ。ちょっと説明しにくい。
それで、一昨日の月曜日、ツーリングを終えてベンツに乗り換え、豊中市にある中古車販売店に、SL500の在庫があるようなので行ってみた。2002年モデルだが、なんと車両本体価格が150万円というもの。走行距離は7万キロを越えているが、メルセデスにとって7万キロは中間地点でもないだろう。
http://www.goo-net.com/usedcar/MERCEDES_BENZ__SL/index.html
ドアを開けると自動的にハンドルが電動で持ち上がり、レッグスペースを広くして迎えてくれる。運転席に身を沈めると、囲むようなセンターコンソールやドアトリム、ホールド感良好なシートもあって、個室という感じが非常に強い。インパネやセンターコンソールにしつらえた木目調パネルも質感が非常に高い。なにより、バリオルーフといって、16秒で自動的にオープンカーになる機構もすばらしい。
あまり時間もないためエンジンをかけただけで終わったが、ひとつ残念なことがある。車内が若干、たばこ臭いのである。千年の恋も一瞬で冷めるような、そんな気分であったが、SLはこれだけではない。また次のSLを求めて検索サイトをめぐってみようと思う。
残念ながら写真はない。
2014年11月5日水曜日
私のバイクが売れたそうです
昨日、北葛城郡河合町のバイクショップから連絡があり、下取りで売却したオートバイ、ヤマハXJR1300が売れたそうです。買ったお客さんは遠く広島の方だとのことで、中古バイク検索サイトからも消えていました。
嫁ぎ先が決まったのは嬉しい反面、いろいろなところに行ったことを思い出すと寂しいですね。それでも、新車で100万円の11年落ち、走行4万キロ以上の中古バイクが、45万8千円というのは高額だと思います。買った時は3年落ち12000kmで75万円でしたから。
この黄色、ストロボカラーとも呼ばれる鮮やかなイエローは、XJR1300の中でも特にプレミアが付いているようで、売値が高いようですね。クルマでもそうですが、手放すときの価値、リセール・バリューを考えて買うというのもアりですが、このバイクを買ったときには、そこまで考えていませんでした。
大型バイクではありますが、とても乗りやすく、街乗りから長距離ツーリングまでこなしてくれました。オートバイにあるのはスポーツ性と非日常です。乗用車にあるのは日常の延長でありますが、スポーツカーやオープンカー、そしてオートバイには非日常が溢れていると思います。
嫁ぎ先が決まったのは嬉しい反面、いろいろなところに行ったことを思い出すと寂しいですね。それでも、新車で100万円の11年落ち、走行4万キロ以上の中古バイクが、45万8千円というのは高額だと思います。買った時は3年落ち12000kmで75万円でしたから。
この黄色、ストロボカラーとも呼ばれる鮮やかなイエローは、XJR1300の中でも特にプレミアが付いているようで、売値が高いようですね。クルマでもそうですが、手放すときの価値、リセール・バリューを考えて買うというのもアりですが、このバイクを買ったときには、そこまで考えていませんでした。
大型バイクではありますが、とても乗りやすく、街乗りから長距離ツーリングまでこなしてくれました。オートバイにあるのはスポーツ性と非日常です。乗用車にあるのは日常の延長でありますが、スポーツカーやオープンカー、そしてオートバイには非日常が溢れていると思います。
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