2017年11月6日月曜日

【東京モーターショー2017】新型ゴールドウイング

ホンダの旗艦、新型ゴールドウイング。来年4月にも発売されるという。ホンダの担当者と10分以上立ち話(質疑応答)した。これまでGL1800と呼んでいたが、これからもペットネームでそのように呼んでもらって構わないとのこと。従来型は足つき性が厳しかったが、私の身長(160cm台)で大丈夫かといえば「全く問題ない」とのこと。現時点で明言できること、明言できないことがあるらしく、一部の質問には答えてもらえなかったが、排気量は従来モデルとほぼ同等ながら、エンジン形式もSOHCもDOHCか、燃費の向上も含め、「だいぶ変わっている」という。重量さえ「だいぶ変わっている」とのこと。電動スクリーンの上下幅については「わからない」という。全幅については「スリムになっている」という。台座の上に鎮座していて一般客は跨ることができなかったが、長距離ツーリングにはこれ以上ない相棒になってくれることだろう。正直、いつか買うつもりでいる。




これまでのバガースタイルF6Bの後継がこの「ゴールドウイング」で、トップケースのついたモデルが「ゴールドウイング・ツアー」という名称になるという。タンデムも少なくないので、やはり「ツアー」が本命だろうが、シンプルなバガースタイルも十分気になる存在だ。重心位置が低い分、走りに期待できる。前輪のダブルシュッシュボーン・サスペンションの走りも大いに気になるところ。もちろん、減速時の沈み込み(ノーズダイブ)も無いという。


このモデルのライバルは何か? それはハーレーダビッドソンのウルトラではなく、BMW K1600GT/GTLあたりだと思う。ちょうどK1600GTのバガーモデルも出たところだし、直線的なデザインにも共通したものを感じる。フルドレスのゴールドウイング・ツアーであれば、たとえ軽量化されたところで、総重量は400kgほどになるのではないかと推測する。そう考えると、K1600GTLの351kgという車重は有利に働くのではないだろうか。ゴールドウイングを購入する時期が来た時には、ぜひともK1600GTLと比較検討してみたい。