初めての神戸での献血は、三宮駅前のミント神戸15献血ルームです。119回目の献血は血漿献血でした。前回の西宮北口に続き、兵庫県での献血が続きました。
驚くべきは、この献血ルームはほとんど「待たない」ということです。通常、成分献血の場合は入ってから出るまでトータル2時間以上を見込んでおかなければなりませんが、今日はすべてあわせて1時間25分でした。受付を済ませペンタッチの画面で質問に答えると、待たずに医師の問診・血圧チェック、それが終わるとこれまた待たずに採血、献血室に呼ばれるまで入ってから20分後です。献血開始はその数分後ぐらいです。通常50分ぐらいかかる血漿献血ですが、今日は40分ほど。その後休憩を15分ぐらいします。
あまりにスムーズにことが運ぶのでスタッフに訊いてみたら、今日はいつもの週末より空いているということでした。しかし、他の献血ルームを見慣れた私の目からは、それでもかなり混雑しているように見えました。もっとも、成分献血用ベッドが18床というのは献血ルームの規模としては大きいと思います。神戸のど真ん中、まさに兵庫県を代表する献血ルームといった感があります。
入場が5時までの神戸市立博物館の大英博物館には、歩いて10分ほど。献血ルームを出たのが16時15分でしたらか、十分間に合います。震災を受けた神戸の中心街は新しく美しい都市の景観を見せています。上の写真は、献血ルームのあるミント神戸の15階から東方面の眺めです。
今回バイクを停めたのは、神戸市役所南にある市営の駐車場です。献血ルームと神戸市立博物館の間にこの地下バイク駐輪場があります。献血ルーム利用者は無料となります。献血ルームには歩いて10分ぐらいかかりますが、二輪車の場合は献血ルーム利用で一日無料というのがありがたいです。クルマの場合は一日は無料にならないと思います。
16時30分を回って入場した大英博物館展は最終日を明日に控えてか、大混雑! 一昨年の9月にロンドンで大英博物館にいきましたが、残念ながら今回の展示物のほとんどは記憶にありません。それでも、ロゼッタストーンのレプリカが展示されていたのは良かったです。
古い時代から現代に向かって時系列に、世界中の出土品、美術品が陳列されています。入場できる17時を回ると残り30分ですが、ガラッと展示場は空きますので、その間に再び最初から見て回りました。
この博物館は市街地の商業区域の一角に位置するもので、集客のある展覧会を開くには手狭だと思いました。本家の大英博物館ではギャラリースペースにゆとりのある陳列がなされていましたから、どうしても比べてしまいます。
帰る途中、伊丹市のバイク用品店バイクワールドに立ち寄りました。正月セール15%オフのはがきをもらっていましたので、ここではバイク用インカムを衝動買いしてしまいました。3万円弱の散財となりましたが、FM放送が聴けるのがグッドです。ヘルメットに取り付けてもらい、帰りはFM聴きながら帰ってきました。
これからは、ツーリングの思い出が音楽と共に思い出されるかもしれません。