2018年10月16日火曜日
2018年10月14日日曜日
ヤマハNIKENに試乗
念願のヤマハNIKEN(ナイケン)に試乗した。先日、レイダーを購入したYSP枚方南の店長から、同系列のYSP寝屋川に試乗車が入ったと連絡があった。今朝は修理が終わったハーレーをハーレーダビッドソン奈良で受け取り(整流器の故障でした)、阪奈道路から清滝道路を通り、寝屋川に向かったのだった。
NIKENは二刀流を意味する二剣nikenからネーミングされている、前2輪、後1輪の3輪オートバイである。ハンドル周りの巨大な存在感にやや圧倒されるが、一度走りだせば、まったく転ぶ気のしない、異次元の安定感があり、どんな路面であろうと前輪は破綻しない(写真の阪奈道路のような縦溝があろうとも)。45度まで傾けられるというので、意識してコーナーを傾けて走っても、精神的にも物理的にも路面に吸い付いている。パニックには程遠いのだ。走行モードは3段階に切り替えられ、出発からしばらく使っていた一番マイルドなモード3では、まるで空飛ぶ絨毯のようにしなやかに地上を駆け抜ける。これは二輪でも四輪でもない、全く異なる乗り物である。
ただしこのバイク(3輪だがバイクには違いない)、同じ三輪車であるトライクのように自立はせず、立ちごけの危険はある。信号待ちでは通常のオートバイと同様に足で支えてなければならないのだが、身長165cmで短足の私では、片足のどちらか、つま先しか接地しない。信号が見えてきたら、左右どちらの足で着地するか、あらかじめ決めておかないとダメだ。腰を落とさないと足を接地できない。この足つき性の悪さが、この素晴らしい乗り物の唯一の欠点である。
NIKENはLMW(リーニング・マルチ・ホイール)というヤマハのテクノロジーで、これまではトリシティというスクーターだけが採用していた。トリシティに試乗をしたことがあるが、二輪車とは異なる、ワンテンポ遅れて曲がり始めるような、独特の操作感があった。一方NIKENの操縦は二輪車そのものであり、ライダーであれば何ら違和感なく乗りこなすことができると思う。
NIKENの強みはワインディングだけでなく、低速時の回転の安定性にある。交差点の右左折時など、きわめて安定しており、不安要因が一切ない。(突然前の車が停止すると私の場合、足つきが悪いので驚くが)
なお、NIKENとMT-09のシート高はともに820mmとのことだが、明らかにNIKENの足つき性は悪い。現行型のMT-09もつま先だけだが左右とも接地するのである。これは大違いだ。おそらくNIKENのシート幅が広いことに起因すると思う。マネージャーいわく、リアサスペンションのダイヤルを柔らかいほうに変更すれば、多少は改善されるだろうとのことだった。車両後方の基本骨格とエンジンはMT-09をベースにしているが、エンジン内部の部品など、多くの点でNIKEN独自に改良しているという。
今回の試乗コースは大阪外環状線、阪奈道路のワインディングで生駒山を登り府県境まで行き、そこを左折して尾根を走って清滝生駒道を大阪に戻り、外環状線で戻ってくるという、23kmに及ぶ長大な特別コース。マネージャー采配で、「このぐらい走らなければNIKENの真価を知ってもらうことはできない」というもの。とてもありがたい。
NIKENは二刀流を意味する二剣nikenからネーミングされている、前2輪、後1輪の3輪オートバイである。ハンドル周りの巨大な存在感にやや圧倒されるが、一度走りだせば、まったく転ぶ気のしない、異次元の安定感があり、どんな路面であろうと前輪は破綻しない(写真の阪奈道路のような縦溝があろうとも)。45度まで傾けられるというので、意識してコーナーを傾けて走っても、精神的にも物理的にも路面に吸い付いている。パニックには程遠いのだ。走行モードは3段階に切り替えられ、出発からしばらく使っていた一番マイルドなモード3では、まるで空飛ぶ絨毯のようにしなやかに地上を駆け抜ける。これは二輪でも四輪でもない、全く異なる乗り物である。
ただしこのバイク(3輪だがバイクには違いない)、同じ三輪車であるトライクのように自立はせず、立ちごけの危険はある。信号待ちでは通常のオートバイと同様に足で支えてなければならないのだが、身長165cmで短足の私では、片足のどちらか、つま先しか接地しない。信号が見えてきたら、左右どちらの足で着地するか、あらかじめ決めておかないとダメだ。腰を落とさないと足を接地できない。この足つき性の悪さが、この素晴らしい乗り物の唯一の欠点である。
NIKENはLMW(リーニング・マルチ・ホイール)というヤマハのテクノロジーで、これまではトリシティというスクーターだけが採用していた。トリシティに試乗をしたことがあるが、二輪車とは異なる、ワンテンポ遅れて曲がり始めるような、独特の操作感があった。一方NIKENの操縦は二輪車そのものであり、ライダーであれば何ら違和感なく乗りこなすことができると思う。
NIKENの強みはワインディングだけでなく、低速時の回転の安定性にある。交差点の右左折時など、きわめて安定しており、不安要因が一切ない。(突然前の車が停止すると私の場合、足つきが悪いので驚くが)
なお、NIKENとMT-09のシート高はともに820mmとのことだが、明らかにNIKENの足つき性は悪い。現行型のMT-09もつま先だけだが左右とも接地するのである。これは大違いだ。おそらくNIKENのシート幅が広いことに起因すると思う。マネージャーいわく、リアサスペンションのダイヤルを柔らかいほうに変更すれば、多少は改善されるだろうとのことだった。車両後方の基本骨格とエンジンはMT-09をベースにしているが、エンジン内部の部品など、多くの点でNIKEN独自に改良しているという。
今回の試乗コースは大阪外環状線、阪奈道路のワインディングで生駒山を登り府県境まで行き、そこを左折して尾根を走って清滝生駒道を大阪に戻り、外環状線で戻ってくるという、23kmに及ぶ長大な特別コース。マネージャー采配で、「このぐらい走らなければNIKENの真価を知ってもらうことはできない」というもの。とてもありがたい。
2018年10月7日日曜日
ロードサービス1日2回
10月7日。今日という一日がこんな日になるなんて、朝出かけるときには思いもしませんでした。1日にロードサービスのレッカー2回というトンでもない一日です。出発して給油し、一般道を走っていたら、黄色いエンジン警告灯と赤いバッテリー型の警告灯が点灯し始めました。信号待ちでエンジンを切ってみるときちんと再始動します。後から思えば、この時に無理せず対策を立てておけばよかったと思いました。とはいえ、この状態でレッカーすればよいのですが、経験がないと判断を誤ります。
その後、名阪国道の坂を登りきったところで、これらの警告灯はいったん消灯し、10分後ぐらいに再び点灯しました。名阪上野レストランで一時停止した後に再出発すると、再び消灯して安堵したのもつかの間、亀山ジャンクションからの東名阪道に入ると、上記の2警告灯は消灯し、代わりに赤い鍵型のランプが点灯し始めました。
すると鈴鹿インター手前で吹け上がらなくなり、ウインカーすらつかずスローダウン。運よく鈴鹿インターの料金所手前で停止。持っていたバッテリージャンピングしても再始動できません。すぐに保険会社のレスキューに電話して、レッカー車を待ちました。
四日市からきたレッカーでハーレー三重/津に移動しましたが、この時の担当者は「自己責任で」といいながらも、ハーレーまでの30数キロを乗せていってくれました。
そこでバッテリー交換および簡易検査で発電電圧が14.22Vあることを確認し、おそらく発電機(ジェネレータ、オルタネータ)の異常ではないとしながらも、整流器(レギュレータ)の故障も否定できずということで、だましだまし帰途につくと、数キロの地点で電装系異常のインジケータランプが点灯し、数10キロののち、再びエンジン停止。ここで2回目のレッカー要請となりました。ハーレー奈良さんに入院となりました。。。
このとき、名阪国道でエンストするのは場所によっては重大事故につながるので、途中で一般道を選択。伊賀市島ヶ原で息の根が止まりました。15時45分に到着し、レッカーが到着したのが18時02分、出発が18時18分ということで、2時間半もこの山中で待っていました。。。
追記1:
1回目のレッカー業者は「自己責任で」と言いつつ、ハーレー三重津までレッカー車の助手席に乗せて連れて行ってくれましたが、2回目の業者は杓子定規で、営業時間外でタクシーも呼べない最寄りの道の駅までの送迎にとどまりました。運よく歩いて数分にJR月ケ瀬口駅があったからよいものの、これが若い女性のソロライダーでも同じ対応をするのでしょうか。せめて鉄道の駅を最初から把握し、そこまでの送迎ぐらい、なんとかならないものでしょうか。ロードサービスを提供する保険会社も、タクシー会社の手配ぐらいしてほしいもです(今回は保険会社のロードサービスを利用)。
追記2:
それにしてもこのJR関西本線、「本線」と銘打つものの単線非電化の2両編成で、多くの駅では2両目の扉は開かず、路線バス同様の整理券制。国鉄民営化から久しいですが、路線人口の減少が原因で鉄道が衰退したのではなく、実は逆なのことに気づくべきでしょう。鉄道が衰退したところの人口が減るのです。ちなみに整理券制のワンマン列車があるということを、本日初めて知ったのでした。
追記3:
10月11日、ハーレーダビッドソン奈良から連絡があり、修理が終わって引き取りに来れるとのことです。整流器(レギュレータ)の故障とのことで、その交換が行われたようです。
その後、名阪国道の坂を登りきったところで、これらの警告灯はいったん消灯し、10分後ぐらいに再び点灯しました。名阪上野レストランで一時停止した後に再出発すると、再び消灯して安堵したのもつかの間、亀山ジャンクションからの東名阪道に入ると、上記の2警告灯は消灯し、代わりに赤い鍵型のランプが点灯し始めました。
すると鈴鹿インター手前で吹け上がらなくなり、ウインカーすらつかずスローダウン。運よく鈴鹿インターの料金所手前で停止。持っていたバッテリージャンピングしても再始動できません。すぐに保険会社のレスキューに電話して、レッカー車を待ちました。
四日市からきたレッカーでハーレー三重/津に移動しましたが、この時の担当者は「自己責任で」といいながらも、ハーレーまでの30数キロを乗せていってくれました。
そこでバッテリー交換および簡易検査で発電電圧が14.22Vあることを確認し、おそらく発電機(ジェネレータ、オルタネータ)の異常ではないとしながらも、整流器(レギュレータ)の故障も否定できずということで、だましだまし帰途につくと、数キロの地点で電装系異常のインジケータランプが点灯し、数10キロののち、再びエンジン停止。ここで2回目のレッカー要請となりました。ハーレー奈良さんに入院となりました。。。
このとき、名阪国道でエンストするのは場所によっては重大事故につながるので、途中で一般道を選択。伊賀市島ヶ原で息の根が止まりました。15時45分に到着し、レッカーが到着したのが18時02分、出発が18時18分ということで、2時間半もこの山中で待っていました。。。
追記1:
1回目のレッカー業者は「自己責任で」と言いつつ、ハーレー三重津までレッカー車の助手席に乗せて連れて行ってくれましたが、2回目の業者は杓子定規で、営業時間外でタクシーも呼べない最寄りの道の駅までの送迎にとどまりました。運よく歩いて数分にJR月ケ瀬口駅があったからよいものの、これが若い女性のソロライダーでも同じ対応をするのでしょうか。せめて鉄道の駅を最初から把握し、そこまでの送迎ぐらい、なんとかならないものでしょうか。ロードサービスを提供する保険会社も、タクシー会社の手配ぐらいしてほしいもです(今回は保険会社のロードサービスを利用)。
追記2:
それにしてもこのJR関西本線、「本線」と銘打つものの単線非電化の2両編成で、多くの駅では2両目の扉は開かず、路線バス同様の整理券制。国鉄民営化から久しいですが、路線人口の減少が原因で鉄道が衰退したのではなく、実は逆なのことに気づくべきでしょう。鉄道が衰退したところの人口が減るのです。ちなみに整理券制のワンマン列車があるということを、本日初めて知ったのでした。
追記3:
10月11日、ハーレーダビッドソン奈良から連絡があり、修理が終わって引き取りに来れるとのことです。整流器(レギュレータ)の故障とのことで、その交換が行われたようです。
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