国産二輪車最大排気量のヤマハXV1900CU Raider (レイダー)。先々週の納車からほとんど夜間しか走っていませんでしたが、今日は朝から晴天の下、大阪府内を走ってきました。
途中、ハーレーダビッドソン東大阪に行って電熱ウェアの電源ハーネスを買う(2,000円程度)ために大阪府内の狭い路地を走るハメになったのですが(店の位置を良く覚えていなかったのが原因)、これが意外や意外、結構、扱いやすいのです。ホイールベース1799mm、重量331kgとロング&ヘビーですが、足つき性のよさもあり、まさに地に足の着いたような感覚で扱えるのです。すでに半分、自分の手足のような感覚で運転することができました。
ギアの踏みしろはスポーツバイクと異なり大きいです。短いストロークでカチャカチャ連続してシフトチェンジするのではなく、一つ一つのシフトチェンジが大げさです。これはあたかも四輪のマニュアル・ミッション車で、一つ一つの操作を丁寧にする感覚にとても似ています。四輪でシフト操作する左手が左足に乗り移ったような感覚で操作します。
寝屋川市内で初めての給油となりました。納車の時点でガソリンタンクは満タンに近かったので、燃費計算も正確ではありませんが、17.5km/lとまぁまぁの数値を出せました。今後もおそらく、これ以上の数値を出せると思いました。排気量の割には良好な燃費でしょう。ガソリンタンクは16リットル弱と大きくなく、200km走るとガソリンスタンドを探さなければなりません。長距離ではそれが心配ですが、燃費がツーリングでどれだけ伸びるか楽しみです。
YSP枚方南では、ハーレー純正の電熱ウェアに使用する電源ハーネスを、取り付け工賃2,000円で付けてくれました。当初、電装系は4000円の工賃をいただいていると言われていたのですが、「2,000円でいいです」と言われて助かっちゃいました。まぁ、自分でもやってやれないこともないのですが、どうもキー連動するために、どの配線と接続していいかわかりづらいので、これはヤマハ車のプロに任せたほうが正解だったと思います。
ハーレー純正の電熱ウェア&グローブですが、最近バイク用品でヒットしている電熱ウェアシリーズのヒーテックと共通のようでした。これで冬も寒さ知らずで乗りまくることができます。今日はそれほど寒くなかったのですが、それでも夜になると冷えてきて、3段階ある設定温度の内の真ん中にしなければ十分体が温まらない感覚でした。
そして久しぶりの献血に。京阪枚方市駅の駅ビルにある献血ルーム。二輪車は歩道に乗り上げて献血ルーム玄関前に駐車することになります。117回目、今回は血小板献血でした。巨大な車体は取り回しが苦痛です。点字ブロックすら乗り越えられずに、いったん前進して勢いつけて後ろに押して超えなければなりません。
重量級のバイクを買って失敗したか、と一瞬思ったのも事実ですが、市街地での意外なほど軽快に走らせることができ、ずっと乗って生きたいと決心できた一日でした。
2015年11月29日日曜日
2015年11月23日月曜日
愛知県蟹江町のインド料理店ツルシ
名古屋にはクルマで出かけましたので、前回の名古屋行きの帰りに偶然見つけた蟹江町の「ツルシ」にまたまた行ってみました。蟹江インターからすぐのところで、場所がわかりやすく覚えていたのです。それにしても外出のたびにインド料理、食べています。
今回は、私の長いインド料理店めぐりでも初めての<カレーを食べない>という選択でした。いくつかあるセットメニューのうち、Cセット(1290円)にはカレーはありません。店員さんも「カレーはつきませんが、いいですか?」と訊いてきます。
セットの中身は、スープ、サラダ、ミニナン、手羽先、チキンチリ、ソフトドリンク(ホットチャイを選択)です。一見して、コストパフォーマンスが良好なのがわかります。
前日に世界の山ちゃん姉妹店の世界の太ちゃんで手羽先を食べたばかりですが、この日もインド風手羽先です。世界の山ちゃんの幻の手羽先のり一回り大きく、関節周囲のじん帯が強固のためか(解剖学用語でごめんなさい)関節で切断することができず、とても食べづらいです。大きさの割には肉の量がイマイチでしょうか。骨太なんですね。味が良いだけに、この点が惜しいです。
チキンチリというのは、わかりやすく言ってしまえば、八宝菜のチキン版です。ちょっとだけ辛いのかもしれませんが、インド料理とは程遠いゆるゆるの甘さです。味的にはこれまたイマイチですね。八宝菜の肉をチキンに替えたもののほうがマシなんじゃないでしょうか。
というわけで、CセットのCは、チキン(chicken)のイニシャルじゃないかと思ったのでした。
最初に出てくるスープはコンソメが効いて美味しいですし、サラダも野菜は新鮮でサウザンアイランドをインド風味にしたようなドレッシングも悪くありません。
ナンはミニナンといいながら、平均的なナンの6割程度の量がありますから、大きさ的には満足のいくものです。最後に出てきたホットチャイは平均的な味でした。
ここのお店、けっこうメニューが豊富です。前回も今回も、お客さんは複数グループがいましたので、地元でも人気のある店だと思いました。
店員さんはすべて現地の方のようで、ホールスタッフ1名、厨房には3人がいました。なかなか3人のコックがいるインド料理店は少ないと思うのですが、こちらでは注文して出てくるまでがずいぶん短いです。それでもチキンチリの鉄板は熱々で、手抜きせずきちんと作っている印象を受けました。
今回選んだCセットは星5つのうち2.4といったところかもしれませんが、前回食べたカレーはなかなか美味しかったですし、豊富なメニューをどれだけ制覇できるかという意味もありますから、たぶん、名古屋周辺に行ったときにはまた行くと思います。
インド料理ツルシのホームページ
今回は、私の長いインド料理店めぐりでも初めての<カレーを食べない>という選択でした。いくつかあるセットメニューのうち、Cセット(1290円)にはカレーはありません。店員さんも「カレーはつきませんが、いいですか?」と訊いてきます。
セットの中身は、スープ、サラダ、ミニナン、手羽先、チキンチリ、ソフトドリンク(ホットチャイを選択)です。一見して、コストパフォーマンスが良好なのがわかります。
前日に世界の山ちゃん姉妹店の世界の太ちゃんで手羽先を食べたばかりですが、この日もインド風手羽先です。世界の山ちゃんの幻の手羽先のり一回り大きく、関節周囲のじん帯が強固のためか(解剖学用語でごめんなさい)関節で切断することができず、とても食べづらいです。大きさの割には肉の量がイマイチでしょうか。骨太なんですね。味が良いだけに、この点が惜しいです。
チキンチリというのは、わかりやすく言ってしまえば、八宝菜のチキン版です。ちょっとだけ辛いのかもしれませんが、インド料理とは程遠いゆるゆるの甘さです。味的にはこれまたイマイチですね。八宝菜の肉をチキンに替えたもののほうがマシなんじゃないでしょうか。
というわけで、CセットのCは、チキン(chicken)のイニシャルじゃないかと思ったのでした。
最初に出てくるスープはコンソメが効いて美味しいですし、サラダも野菜は新鮮でサウザンアイランドをインド風味にしたようなドレッシングも悪くありません。
ナンはミニナンといいながら、平均的なナンの6割程度の量がありますから、大きさ的には満足のいくものです。最後に出てきたホットチャイは平均的な味でした。
ここのお店、けっこうメニューが豊富です。前回も今回も、お客さんは複数グループがいましたので、地元でも人気のある店だと思いました。
店員さんはすべて現地の方のようで、ホールスタッフ1名、厨房には3人がいました。なかなか3人のコックがいるインド料理店は少ないと思うのですが、こちらでは注文して出てくるまでがずいぶん短いです。それでもチキンチリの鉄板は熱々で、手抜きせずきちんと作っている印象を受けました。
今回選んだCセットは星5つのうち2.4といったところかもしれませんが、前回食べたカレーはなかなか美味しかったですし、豊富なメニューをどれだけ制覇できるかという意味もありますから、たぶん、名古屋周辺に行ったときにはまた行くと思います。
インド料理ツルシのホームページ
2015年11月21日土曜日
世界の太ちゃん
名古屋の夜。世界の山ちゃんならぬ「世界の太ちゃん」(せかいのだいちゃん)のカウンターで一人飯。山ちゃん直伝の幻の手羽先、フローズン生ビール、おでん等々。山ちゃんの社長が試しに作った居酒屋とのこと。
1月からは世界の山ちゃんとして新装オープンするという。手羽先はさすがに美味く、おでんもいける。世界の太ちゃんは最初で最後になりました。
1月からは世界の山ちゃんとして新装オープンするという。手羽先はさすがに美味く、おでんもいける。世界の太ちゃんは最初で最後になりました。
2015年11月20日金曜日
エンジンガード取付け、ビンドゥ八尾本店
お気に入りのインド料理店・ビンドゥ八尾店
クロームメッキのエンジンガードを取り付けてもらった帰りに立ち寄る。ガーリックセット1,680円には、ベジタブルカレーとチキンカレー、ガーリックナン、ライス、ガーリックチキン、サラダがつく。濃厚系ルーの本格的インド料理。ここはポイント高い。
2015年11月19日木曜日
2015年11月14日土曜日
FZ1 FAZERを下取りに出し、XV1900CU RAIDERを買いました
本日、昨年9月に中古で購入したヤマハFZ1 FAZER(フェザー)を下取りに出し、XV1900CU RAIDER(レイダー)を購入しました。お店は大阪府枚方市にあるYSP枚方南です。
フェザーとは1年ちょっとの短い付き合いでしたが、前のXJR1300を売却した店で、そのとき偶然に店内にあり、手ごろな値段だったので買ったのです。今回下取りに出すに当たり、衝撃の?事実が判明しました。それは、シートがローダウン・シートだということです。以前、別のYSP店でフェザーを試乗したことがありましたが、そのときには足つき性がイマイチと記憶していたのですが、自分のフェザーは足つき性がそれほど悪くなかったのです。記憶違いかと思いきや、実はシート高を下げるためにシートの肉厚が薄くなっていたというものです。特段、乗り心地が悪くなったわけではありませんし、ローダウン・シートは人気だそうです。
さて、最近ハーレーダビッドソンに執心でしたが、結果的にフェザーと交代して購入にいたったのは、同じヤマハのレイダーです。2013年モデルで10139kmの走行距離、カラーは2013年モデルにしか設定していない、きわめて希少な(日本には10数台といわれる)ホワイトです。これで、ハーレーダビッドソンXL883Lとあわせて、クルーザータイプのオートバイの2台所有となります。
2013年モデル XV1900CUレイダー
カタログ(PDFファイル)
購入した車両には、オプションの左右サドルバッグサポートが装着されています。また、ETC車載器が搭載されており、その日から高速道路が快適に利用できるのでした。
さて、なぜ今回もクルーザータイプを選んだのか、その理由を語ると長くなりますが、要は「首が悪いので前傾姿勢のバイクに乗れなくなった」からです。変形性頚椎症で2012年初頭に右第6頚椎と第7頚椎の間の神経根の圧迫を手術で開放しましたが、今回はその反対側、左の同じ頚椎が骨の変形をきたしています。いまリハビリを受けて治療していますが、フェザーのような前傾姿勢の緩やかなモデルであっても(ハンドルはノーマルより2,3cm上げている)、クビには相当の負担がかかり、信号待ちのたびに上半身を起こしてクビを前屈させてリラックスした姿勢を取らなければなりません。そうでなければクビから左肩にかけての違和感や痛みが増してしまうのです。
そういう持病を抱える中、6月に衝動買いしたハーレーは、私に「アメリカン食わず嫌い」を治してくれた、格好のモデルでした。足つき性を心配することなく、速度も気にすることなく、風景を眺めながらゆったりわが道を行く、といった使い方ができるのです。オートバイに対する考え方を変えてくれたともいえます。
さてレイダー。現行国産二輪車の最大排気量モデルです。かつてはカワサキにバルカンVN2000という2000ccを超えるモデルがありましたが、現在はレイダーが最大排気量に君臨しています。ホンダのゴールドウイングが1800cc、ハーレーダビッドソンのCVOが1800ccということを考えると、1900cc(正確には1854cc)が二輪車にとっていかに大きな数字かというのがわかるものです。
その大きな排気量を生み出すのがV型2気筒エンジンです。1気筒あたり900ccを超える排気量ですから、1リットルのペットボトルぐらいのシリンダーが2つ配置していることになります。V型2気筒エンジンを搭載したオートバイの代表格がハーレーダビッドソンであり、タイプも同じクルーザー(いわゆるアメリカンバイク)ですので、どうしてもハーレーと比べてしまいます。私はいくつかのハーレーに試乗したりして、それと比較して以降、レイダーの特徴を述べてみたいと思います。
まず、このレイダーの全体的な特徴は、ローアンドロングという点です。前後の軸間距離(ホイールベース)は1799mmもあります。これはライバルとされるハーレーダビッドソンFXSBブレイクアウトよりも90mmも長いのです。あらゆるオートバイの中で、これほどホイールベースの長いモデルはありません。フロントタイヤは21インチ、リアは18インチと大径ホイールを装着しています。とくにリアは210という21cm幅の太いタイヤを履いており、ロー&ロングに加えてワイド、という見た目を強調しています。これはライバル、ブレイクアウトの240には及びませんが、見るものに獰猛なインパクトを与えています。
メーターはタンク上に位置しており、スピードメーター内に燃料計を配置したシンプルで高級感あふれるものです。タコメーターはありません。ミッションは5速で、5速100km/h時の回転はおそらく2500rpmほどでしょう。およそ高回転型のバイクではありえない低回転での巡航が可能です。このメーターにとって残念なのは、針に照明がなく、夜間に確認しづらいということです。
納車直後に幹線道路を、その後に高速道路を走ってみました。ひとことで言えば、まさにクルーザーの名に恥じない、地上の大型クルーザーという堂々たる走りに感激しました。走り出してしまえば驚くほどの直進性を示すことはもちろん、信号待ちで止まる瞬間にも不安感がなく、すべての走りが「安定」のひとことに終始します。しかし、直進番長的な扱いにくさはあまりありません。低速での回旋も意外と苦でないのです。それは、チョッパースタイルを演出する大胆に寝かされたフロントフォークの角度(キャスター角)に対して、ステアリングポストの角度は6度ほど直立に近くなっており、この差(ヨーク角)が低速での安定性と扱いやすさに寄与しているのです。
アメリカ製のハーレーと異なり、ギアを入れる感覚も一般的な国産バイクと同じで軽くラクです。もちろん、ニュートラルに入れるのも簡単です。気負うことなど全くありません。また、ハーレーよりもトルクバンドが広いためか、ズボラなシフトアップ、シフトダウンをしても、ノッキングする気配は少ないです。ライダーのズボラに付き合ってくれるのです。
クラッチは軽く、これはこの2013年モデルから採用された、アシスト&スリッパークラッチという新機構が関与しているようです。なにやら、クラッチの圧着力をアシストして、反対にすべる方向に動くと意図的にスリップさせるというのです。これで、クラッチレバー操作が従来の2割ほど軽くなったようです。また、バックトルク発生時に半クラッチに近い状態を生み出し、挙動の変化やエンジンブレーキの発生を抑え、快適に走行できるというスグレモノのようです。
初日から高速道路を走りましたが、5速80km/h巡航からのスロットルひとひねりで、背中を蹴飛ばされるほどの強烈な加速を味わうことができました。ゆったり走り、ショーウインドーに映る自分の姿を見て悦に入るもよし、自己顕示欲の塊となって街を流すもよし、いろいろな走りを演出できる可能性があるモーターサイクルだと思いました。とにかくこれからが楽しみです。
フェザーとは1年ちょっとの短い付き合いでしたが、前のXJR1300を売却した店で、そのとき偶然に店内にあり、手ごろな値段だったので買ったのです。今回下取りに出すに当たり、衝撃の?事実が判明しました。それは、シートがローダウン・シートだということです。以前、別のYSP店でフェザーを試乗したことがありましたが、そのときには足つき性がイマイチと記憶していたのですが、自分のフェザーは足つき性がそれほど悪くなかったのです。記憶違いかと思いきや、実はシート高を下げるためにシートの肉厚が薄くなっていたというものです。特段、乗り心地が悪くなったわけではありませんし、ローダウン・シートは人気だそうです。
さて、最近ハーレーダビッドソンに執心でしたが、結果的にフェザーと交代して購入にいたったのは、同じヤマハのレイダーです。2013年モデルで10139kmの走行距離、カラーは2013年モデルにしか設定していない、きわめて希少な(日本には10数台といわれる)ホワイトです。これで、ハーレーダビッドソンXL883Lとあわせて、クルーザータイプのオートバイの2台所有となります。
2013年モデル XV1900CUレイダー
カタログ(PDFファイル)
購入した車両には、オプションの左右サドルバッグサポートが装着されています。また、ETC車載器が搭載されており、その日から高速道路が快適に利用できるのでした。
さて、なぜ今回もクルーザータイプを選んだのか、その理由を語ると長くなりますが、要は「首が悪いので前傾姿勢のバイクに乗れなくなった」からです。変形性頚椎症で2012年初頭に右第6頚椎と第7頚椎の間の神経根の圧迫を手術で開放しましたが、今回はその反対側、左の同じ頚椎が骨の変形をきたしています。いまリハビリを受けて治療していますが、フェザーのような前傾姿勢の緩やかなモデルであっても(ハンドルはノーマルより2,3cm上げている)、クビには相当の負担がかかり、信号待ちのたびに上半身を起こしてクビを前屈させてリラックスした姿勢を取らなければなりません。そうでなければクビから左肩にかけての違和感や痛みが増してしまうのです。
そういう持病を抱える中、6月に衝動買いしたハーレーは、私に「アメリカン食わず嫌い」を治してくれた、格好のモデルでした。足つき性を心配することなく、速度も気にすることなく、風景を眺めながらゆったりわが道を行く、といった使い方ができるのです。オートバイに対する考え方を変えてくれたともいえます。
さてレイダー。現行国産二輪車の最大排気量モデルです。かつてはカワサキにバルカンVN2000という2000ccを超えるモデルがありましたが、現在はレイダーが最大排気量に君臨しています。ホンダのゴールドウイングが1800cc、ハーレーダビッドソンのCVOが1800ccということを考えると、1900cc(正確には1854cc)が二輪車にとっていかに大きな数字かというのがわかるものです。
その大きな排気量を生み出すのがV型2気筒エンジンです。1気筒あたり900ccを超える排気量ですから、1リットルのペットボトルぐらいのシリンダーが2つ配置していることになります。V型2気筒エンジンを搭載したオートバイの代表格がハーレーダビッドソンであり、タイプも同じクルーザー(いわゆるアメリカンバイク)ですので、どうしてもハーレーと比べてしまいます。私はいくつかのハーレーに試乗したりして、それと比較して以降、レイダーの特徴を述べてみたいと思います。
まず、このレイダーの全体的な特徴は、ローアンドロングという点です。前後の軸間距離(ホイールベース)は1799mmもあります。これはライバルとされるハーレーダビッドソンFXSBブレイクアウトよりも90mmも長いのです。あらゆるオートバイの中で、これほどホイールベースの長いモデルはありません。フロントタイヤは21インチ、リアは18インチと大径ホイールを装着しています。とくにリアは210という21cm幅の太いタイヤを履いており、ロー&ロングに加えてワイド、という見た目を強調しています。これはライバル、ブレイクアウトの240には及びませんが、見るものに獰猛なインパクトを与えています。
メーターはタンク上に位置しており、スピードメーター内に燃料計を配置したシンプルで高級感あふれるものです。タコメーターはありません。ミッションは5速で、5速100km/h時の回転はおそらく2500rpmほどでしょう。およそ高回転型のバイクではありえない低回転での巡航が可能です。このメーターにとって残念なのは、針に照明がなく、夜間に確認しづらいということです。
納車直後に幹線道路を、その後に高速道路を走ってみました。ひとことで言えば、まさにクルーザーの名に恥じない、地上の大型クルーザーという堂々たる走りに感激しました。走り出してしまえば驚くほどの直進性を示すことはもちろん、信号待ちで止まる瞬間にも不安感がなく、すべての走りが「安定」のひとことに終始します。しかし、直進番長的な扱いにくさはあまりありません。低速での回旋も意外と苦でないのです。それは、チョッパースタイルを演出する大胆に寝かされたフロントフォークの角度(キャスター角)に対して、ステアリングポストの角度は6度ほど直立に近くなっており、この差(ヨーク角)が低速での安定性と扱いやすさに寄与しているのです。
アメリカ製のハーレーと異なり、ギアを入れる感覚も一般的な国産バイクと同じで軽くラクです。もちろん、ニュートラルに入れるのも簡単です。気負うことなど全くありません。また、ハーレーよりもトルクバンドが広いためか、ズボラなシフトアップ、シフトダウンをしても、ノッキングする気配は少ないです。ライダーのズボラに付き合ってくれるのです。
クラッチは軽く、これはこの2013年モデルから採用された、アシスト&スリッパークラッチという新機構が関与しているようです。なにやら、クラッチの圧着力をアシストして、反対にすべる方向に動くと意図的にスリップさせるというのです。これで、クラッチレバー操作が従来の2割ほど軽くなったようです。また、バックトルク発生時に半クラッチに近い状態を生み出し、挙動の変化やエンジンブレーキの発生を抑え、快適に走行できるというスグレモノのようです。
初日から高速道路を走りましたが、5速80km/h巡航からのスロットルひとひねりで、背中を蹴飛ばされるほどの強烈な加速を味わうことができました。ゆったり走り、ショーウインドーに映る自分の姿を見て悦に入るもよし、自己顕示欲の塊となって街を流すもよし、いろいろな走りを演出できる可能性があるモーターサイクルだと思いました。とにかくこれからが楽しみです。
2015年11月12日木曜日
東京の下町を望む
高さ350mから見下ろす、碁盤目のように整然と区画さ れた墨田区・江東区の街並み。ここはこの40年間で見る 風景が全く変わってしまったと思う。そこに住んでいれば わからないかもしれない。
両区を南北に貫く四つ目通り。錦糸町駅から北に10分ほ
この超高層ビルの立つエリアには精工舎というセイコーの
その先に見えるセントラルパークのような緑地帯は猿江恩
終戦の年の東京大空襲で焼土となったエリアでもある。懐
2015年11月11日水曜日
東京モーターショーに行きました
東京モーターショーに行ってきました。実はモーターショー、ほとんど行ったことがありません。子どもの頃、父親が晴海会場につれてくれたのを覚えていますが、免許を取ってから行ったことは、たぶんないと思います。幕張メッセ会場は一度も行ったことありませんし。
10時の開門と同時にヤマハブースなど、東館の二輪車を中心に見て回りましたが、午後から用事があったため時間がなく、欧州各メーカーや日産、マツダが展示してある西館には、結局いけませんでした。
お目当ての二輪車ブースですが、力が入っていませんね。DOHCエンジンの開発で先駆的なヤマハが四輪スポーツカーを展示していましたが、ホンダとスズキは四輪ブースと混合ですから、展示車両が少なく残念でした。
まさに未来といった感じのメルセデスの自動運転車とか、市販が期待されるホンダの新型NSXとか、なかなか見ごたえがありましたが、個人的には二輪ブースで気を吐いていた米国ビクトリーのVISION TOURに興味を持ちました。客が少ない開場直後の時間帯にまたがらせてくれたのですが、奇抜なスタイルがネックになると予想しました。メルセデスとMVアグスタが協同で作り上げたオートバイも期待が持てました。
10時の開門と同時にヤマハブースなど、東館の二輪車を中心に見て回りましたが、午後から用事があったため時間がなく、欧州各メーカーや日産、マツダが展示してある西館には、結局いけませんでした。
まさに未来といった感じのメルセデスの自動運転車とか、市販が期待されるホンダの新型NSXとか、なかなか見ごたえがありましたが、個人的には二輪ブースで気を吐いていた米国ビクトリーのVISION TOURに興味を持ちました。客が少ない開場直後の時間帯にまたがらせてくれたのですが、奇抜なスタイルがネックになると予想しました。メルセデスとMVアグスタが協同で作り上げたオートバイも期待が持てました。
2015年11月10日火曜日
ハーレー純正の電熱ウェアを買いました
ここ数年は歳を取ったためか、乗らないと決めているわけではありませんが、冬にオートバイで外出する機会がめっきり減りました。本心では冬でもオートバイに乗りたいわけです。そこで新たに買ったハーレーにグリップヒーターを取り付けようと思い、近所にオープンしたバイク用品店に向かったのですが、ハーレーのインチサイズのグリップ対応品は取り寄せになるとのことでした。また、実車を見ないと外車にとりつけられるかどうかわからないということで、後日うかがおうと思っていたのです。
しかし思えば、グリップヒーターは握っている間はじわじわ暖かくなりますが、手を離すとすぐに冷たくなってしまいます。冬に指先が凍えて動かないことは正確なブレーキやクラッチの操作ができず、致命的な事故につながるわけです。つまり、体を温めるということは、オートバイにとっては快適グッズというだけでなく、安全装備という見方もできるのです。
最近話題のバイクウェアである、電熱ジャケットと電熱グローブを身に着ければ、そんなことはないとのことでしたが、自分にとって未知のグッズに対しては警戒心が先にたってしまい、なかなか食指が動きません。その性能についても試してもみないのに懐疑的でした。しかし先日、ハーレーダビッドソン奈良に行ったとき、買ったら一生モンだ!という思いから、ほとんど衝動買いをしてしまいました。 グローブだけでなくジャケットとの組み合わせとなり、お値段はかなり高額です。繰り返しますが、一生モンです。
https:/ /hd-sag amihara .jp/sho p/heate dwear/0 .asp
本日、車体側の電源コード(ハーネス)を取り付けるため、再びハーレーダビッドソン奈良を訪れました。割引がない分、ハーネス類の取り付け工賃は無料でした。ありがたいです。
帰り道は、長谷寺に向かう初瀬ダム手前で右に折れ、天理市・田原本町に向かう道を選択しましたが、これがまた狭い狭い。ハーレーではいまだにどうやってカーブを曲がっていいか体も頭もわからないのです。ハーレーのスタッフにカーブを曲がるコツを尋ねてみたのですが、「カーブは曲がりません。十分スピードを落とすしかありません」との回答でした。ハーレーにとって狭いワインディングは試練としか言いようがありません。
電熱ウェアですが、めちゃくちゃ快適です。車体左側から出したコードと、電熱ジャケット下部から出ているコードを接続します。ジャケットの下部からはスイッチも出ており、ここを長押しして電源オン。さらに3段階の温度設定ができますが、この時期はまだ最低でもぽかぽか、まるで温泉に入った気分で走れるのです。電熱グローブへは、ジャケットの腕から伸びるコードから電気が供給されますが、こちらも3段階の温度設定ができます。スイッチの部分は、温度が低い順に 緑→オレンジ→赤 と発色しますから、夜間にグローブの一部がこれらの色に輝いていて、近未来的な感覚がまた良いです。自己満足の世界にも浸れるスグレモノと認定しました。
写真は、帰り道で立ち寄った田原本町のインド料理店「エスカマル」でのおすすめディナーセット1,500円です。ガソリン給油、今回の燃費は満タン計測で22.2km/lでした。
しかし思えば、グリップヒーターは握っている間はじわじわ暖かくなりますが、手を離すとすぐに冷たくなってしまいます。冬に指先が凍えて動かないことは正確なブレーキやクラッチの操作ができず、致命的な事故につながるわけです。つまり、体を温めるということは、オートバイにとっては快適グッズというだけでなく、安全装備という見方もできるのです。
最近話題のバイクウェアである、電熱ジャケットと電熱グローブを身に着ければ、そんなことはないとのことでしたが、自分にとって未知のグッズに対しては警戒心が先にたってしまい、なかなか食指が動きません。その性能についても試してもみないのに懐疑的でした。しかし先日、ハーレーダビッドソン奈良に行ったとき、買ったら一生モンだ!という思いから、ほとんど衝動買いをしてしまいました。 グローブだけでなくジャケットとの組み合わせとなり、お値段はかなり高額です。繰り返しますが、一生モンです。
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本日、車体側の電源コード(ハーネス)を取り付けるため、再びハーレーダビッドソン奈良を訪れました。割引がない分、ハーネス類の取り付け工賃は無料でした。ありがたいです。
帰り道は、長谷寺に向かう初瀬ダム手前で右に折れ、天理市・田原本町に向かう道を選択しましたが、これがまた狭い狭い。ハーレーではいまだにどうやってカーブを曲がっていいか体も頭もわからないのです。ハーレーのスタッフにカーブを曲がるコツを尋ねてみたのですが、「カーブは曲がりません。十分スピードを落とすしかありません」との回答でした。ハーレーにとって狭いワインディングは試練としか言いようがありません。
電熱ウェアですが、めちゃくちゃ快適です。車体左側から出したコードと、電熱ジャケット下部から出ているコードを接続します。ジャケットの下部からはスイッチも出ており、ここを長押しして電源オン。さらに3段階の温度設定ができますが、この時期はまだ最低でもぽかぽか、まるで温泉に入った気分で走れるのです。電熱グローブへは、ジャケットの腕から伸びるコードから電気が供給されますが、こちらも3段階の温度設定ができます。スイッチの部分は、温度が低い順に 緑→オレンジ→赤 と発色しますから、夜間にグローブの一部がこれらの色に輝いていて、近未来的な感覚がまた良いです。自己満足の世界にも浸れるスグレモノと認定しました。
写真は、帰り道で立ち寄った田原本町のインド料理店「エスカマル」でのおすすめディナーセット1,500円です。ガソリン給油、今回の燃費は満タン計測で22.2km/lでした。
2015年11月9日月曜日
スポーツスター・オンリー・ミーティング
先週11月3日の火曜日(文化の日)ですが、奈良県吉野郡川上村で行われたハーレーダビッドソンのイベント、スポーツスター・オンリー・ミーティングに参加してまいりました。ハーレーオーナーの集いに参加するのは、もちろんこれが初めてです。なにせ6月に初めてハーレーのオーナーになったわけですが。
これはスポーツスター「オンリー」ミーティングと銘打っているだけあり、大型二輪だけのハーレーダビッドソンの中でも、883ccと1200ccのエンジンを積んだ小型のシリーズ、スポーツスター・ファミリーだけの集会です(他のシリーズはより大きなエンジンを搭載している)。
実際には他ファミリーや他社の大小バイクも駐車していましたが、「参加」できるのがスポーツスター・オーナーだけということになります。
参加費無料で缶コーヒーをいただけただけでした。14時からじゃんけん大会があるとのことですが、午後からは別の用事があるため、早々に帰路に向かいました。今日は暖かく、先日購入した電熱ウェアの出番はほとんどありませんでした。
ハーレーダビッドソン奈良が協賛のようで、このようなカスタムされたXL1200Xフォーティーエイトが展示されていました。ソフテイル・ファミリーのFXSBブレイクアウトと並び、日本で最も売れているハーレーが、このフォーティーエイトとのことです。タンク容量が少ないのがネックですね。
これはスポーツスター「オンリー」ミーティングと銘打っているだけあり、大型二輪だけのハーレーダビッドソンの中でも、883ccと1200ccのエンジンを積んだ小型のシリーズ、スポーツスター・ファミリーだけの集会です(他のシリーズはより大きなエンジンを搭載している)。
実際には他ファミリーや他社の大小バイクも駐車していましたが、「参加」できるのがスポーツスター・オーナーだけということになります。
参加費無料で缶コーヒーをいただけただけでした。14時からじゃんけん大会があるとのことですが、午後からは別の用事があるため、早々に帰路に向かいました。今日は暖かく、先日購入した電熱ウェアの出番はほとんどありませんでした。
ハーレーダビッドソン奈良が協賛のようで、このようなカスタムされたXL1200Xフォーティーエイトが展示されていました。ソフテイル・ファミリーのFXSBブレイクアウトと並び、日本で最も売れているハーレーが、このフォーティーエイトとのことです。タンク容量が少ないのがネックですね。
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