初めて行った、大阪の松屋町筋バイク街で見つけた逸品。
それが、ハーレー・ダビッドソンXL883Lスーパーロー。2012年型 キャンディレッドメタリックです。最近登場したストリート750を除けば、国内に導入されているハーレーのラインナップでは最小のモデルです。
美しいカラーです。写真だと赤々して見えますが、実車はわずかにオレンジがかったプレミアム感あふれるメタリック・カラーです。
走行距離が3万4千キロと大きいですが、2012年型ということもあり、さび等は最小です。
シート高さはわずか643mmしかなく、原付スクーターより低いです。標準ではシングルシートですが、二人乗りするためには検査時にタンデムシート(後部座席)やタンデムステップ(足載せ)が必要となります。
大型バイクを複数台所有する場合、使い分けが問題になりますね。このタイプのハーレー(スポーツスター)には、キャリアやサイドバッグを装着したところで、それほど積載性は求められません。泊まりでいくツーリングには不向きです。
しかし17リットルという、旧モデルより5リットル増えた大型タンクや、2気筒の燃費のいいエンジンの搭載で、長距離も難なくこなせるのではないでしょうか。
あくまでスタイルで乗るオートバイですが、乗るまでの精神的なハードルはとても低く、荷物さえなければ、大概の移動はこれでOKという感じがします。