2015年4月6日月曜日

ハーレーダビッドソン ストリート750に試乗

先月上旬、ハーレーダビッドソンの入門用モデル、ストリート750の存在を知りましたが、本日、車検が終わったその足でハーレーダビッドソン奈良を 再訪してみました。ぐずついた天気ですので、お客さんはほとんどいません。店頭に試乗車があり、試乗を申し込むと、免許証のコピーを取られただけで何の書 類の記入もなし。楽なもんです。またがると良好な足つき性と絶妙なステップ位置に感動します。そして試乗へ。なんと12kmという試乗コースとしては異例 なほど長く、しかも先導もいません。





試乗車は、わずか16kmしか走行していない下ろしたての新車です。クラッチミートは簡単で、優しく発進します。走る前にフットブレーキの踏みしろがあ る、というアドバイスでしたが、その操作感も悪くありません。ギアは6速ですが、この操作系が驚くほど軽い! ビッグバイクにありえないほど軽いのです。 ハーレーってこんなに軽かったっけ?という感じで、気に入りました。高速ワインディングと長いストレートが混じる、緩やかな起伏のある田園コースでしたが 終始路面への接地感と車体の安定感があり、交差点での切り返しも軽くこなします。

ハーレーのウインカースイッチは普通、左右にあり、自動車と同じオートキャンセル機構がついているのですが、このモデルではコストカットのため、国産バイクと同様の左にのみスイッチがあります。

新開発の水冷エンジンは適度な振動を伴い、ドドドドドドと短いパルスの図太いサウンドを聴かせてくれます。これまたいい感じです。私はハーレーを所有したことのないハーレー初心者ですが、こういった持つ喜びを感じさせてくれるところもポイント高いです。

仮に買うとするならば、荷物の積載性が問題になるところです。従来のハーレーは、後席に背もたれ(シーシーバー)をつけ、そこに荷台を装着させていたので すが、このモデルでは先にしっかりした荷台をつけ、その前方に背もたれをつけるとのことでした。これは、荷台に汎用ベースを取り付け、GIVIのボックス 等も取り付けられることになります。つまり、長距離ツーリング時の積載性の少なさを解決してくれることになります。

とてもとても欲しくなりましたが、まだ止めておきます。