2015年11月29日日曜日

1900ccのオートバイと暮らす

国産二輪車最大排気量のヤマハXV1900CU Raider (レイダー)。先々週の納車からほとんど夜間しか走っていませんでしたが、今日は朝から晴天の下、大阪府内を走ってきました。

途中、ハーレーダビッドソン東大阪に行って電熱ウェアの電源ハーネスを買う(2,000円程度)ために大阪府内の狭い路地を走るハメになったのですが(店の位置を良く覚えていなかったのが原因)、これが意外や意外、結構、扱いやすいのです。ホイールベース1799mm、重量331kgとロング&ヘビーですが、足つき性のよさもあり、まさに地に足の着いたような感覚で扱えるのです。すでに半分、自分の手足のような感覚で運転することができました。

ギアの踏みしろはスポーツバイクと異なり大きいです。短いストロークでカチャカチャ連続してシフトチェンジするのではなく、一つ一つのシフトチェンジが大げさです。これはあたかも四輪のマニュアル・ミッション車で、一つ一つの操作を丁寧にする感覚にとても似ています。四輪でシフト操作する左手が左足に乗り移ったような感覚で操作します。

寝屋川市内で初めての給油となりました。納車の時点でガソリンタンクは満タンに近かったので、燃費計算も正確ではありませんが、17.5km/lとまぁまぁの数値を出せました。今後もおそらく、これ以上の数値を出せると思いました。排気量の割には良好な燃費でしょう。ガソリンタンクは16リットル弱と大きくなく、200km走るとガソリンスタンドを探さなければなりません。長距離ではそれが心配ですが、燃費がツーリングでどれだけ伸びるか楽しみです。



YSP枚方南では、ハーレー純正の電熱ウェアに使用する電源ハーネスを、取り付け工賃2,000円で付けてくれました。当初、電装系は4000円の工賃をいただいていると言われていたのですが、「2,000円でいいです」と言われて助かっちゃいました。まぁ、自分でもやってやれないこともないのですが、どうもキー連動するために、どの配線と接続していいかわかりづらいので、これはヤマハ車のプロに任せたほうが正解だったと思います。



ハーレー純正の電熱ウェア&グローブですが、最近バイク用品でヒットしている電熱ウェアシリーズのヒーテックと共通のようでした。これで冬も寒さ知らずで乗りまくることができます。今日はそれほど寒くなかったのですが、それでも夜になると冷えてきて、3段階ある設定温度の内の真ん中にしなければ十分体が温まらない感覚でした。

そして久しぶりの献血に。京阪枚方市駅の駅ビルにある献血ルーム。二輪車は歩道に乗り上げて献血ルーム玄関前に駐車することになります。117回目、今回は血小板献血でした。巨大な車体は取り回しが苦痛です。点字ブロックすら乗り越えられずに、いったん前進して勢いつけて後ろに押して超えなければなりません。



重量級のバイクを買って失敗したか、と一瞬思ったのも事実ですが、市街地での意外なほど軽快に走らせることができ、ずっと乗って生きたいと決心できた一日でした。