2015年10月5日月曜日

紀伊半島をなめていました

本州最南端・和歌山県串本町潮岬を訪れました。
日本最大の半島、紀伊半島。決して伊豆半島や房総半島を巡るツーリングのように簡単に考えていたわけではないのですが、私は紀伊半島のスケールをなめていました。くじら漁で有名な和歌山県太地町で田辺まで99kmという表示を見たときには、えっ、そんなに走るの?と驚いたのです。せいぜい30kmぐらいかと思っていたら、大間違い。リアス式海岸の走行距離は甘くなかったのです。帰りがけに和歌山県上富田町で給油しましたが、そこから県都・和歌山市までは100kmという表示があるのです。



考えてみれば、和歌山県というのは、県北部の紀ノ川周囲をのぞけば、人も街も交通も海沿いに集積しており、他は山山山です。この地理的特異性が、実際の距離よりも道のりを大きくしている要因ではないかと思いました。
先日の北海道ドライブで6日間の総走行距離が1307.5kmでしたが、今日のオートバイでの走行距離は424.2kmと、北海道のだいたい1/3ほどを走ったことになります。串本町で地元のライダーに話しかけられ、当然、泊まっていくのと思っていたのが、私が奈良から日帰りだというと、ものすごく驚かれました。帰りは直線区間の多い高速道路を使ったのですが、それでもかなりの距離を移動しました。