2015年11月10日火曜日

ハーレー純正の電熱ウェアを買いました

ここ数年は歳を取ったためか、乗らないと決めているわけではありませんが、冬にオートバイで外出する機会がめっきり減りました。本心では冬でもオートバイに乗りたいわけです。そこで新たに買ったハーレーにグリップヒーターを取り付けようと思い、近所にオープンしたバイク用品店に向かったのですが、ハーレーのインチサイズのグリップ対応品は取り寄せになるとのことでした。また、実車を見ないと外車にとりつけられるかどうかわからないということで、後日うかがおうと思っていたのです。

しかし思えば、グリップヒーターは握っている間はじわじわ暖かくなりますが、手を離すとすぐに冷たくなってしまいます。冬に指先が凍えて動かないことは正確なブレーキやクラッチの操作ができず、致命的な事故につながるわけです。つまり、体を温めるということは、オートバイにとっては快適グッズというだけでなく、安全装備という見方もできるのです。 

最近話題のバイクウェアである、電熱ジャケットと電熱グローブを身に着ければ、そんなことはないとのことでしたが、自分にとって未知のグッズに対しては警戒心が先にたってしまい、なかなか食指が動きません。その性能についても試してもみないのに懐疑的でした。しかし先日、ハーレーダビッドソン奈良に行ったとき、買ったら一生モンだ!という思いから、ほとんど衝動買いをしてしまいました。 グローブだけでなくジャケットとの組み合わせとなり、お値段はかなり高額です。繰り返しますが、一生モンです。

https://hd-sagamihara.jp/shop/heatedwear/0.asp 

本日、車体側の電源コード(ハーネス)を取り付けるため、再びハーレーダビッドソン奈良を訪れました。割引がない分、ハーネス類の取り付け工賃は無料でした。ありがたいです。 

帰り道は、長谷寺に向かう初瀬ダム手前で右に折れ、天理市・田原本町に向かう道を選択しましたが、これがまた狭い狭い。ハーレーではいまだにどうやってカーブを曲がっていいか体も頭もわからないのです。ハーレーのスタッフにカーブを曲がるコツを尋ねてみたのですが、「カーブは曲がりません。十分スピードを落とすしかありません」との回答でした。ハーレーにとって狭いワインディングは試練としか言いようがありません。 

電熱ウェアですが、めちゃくちゃ快適です。車体左側から出したコードと、電熱ジャケット下部から出ているコードを接続します。ジャケットの下部からはスイッチも出ており、ここを長押しして電源オン。さらに3段階の温度設定ができますが、この時期はまだ最低でもぽかぽか、まるで温泉に入った気分で走れるのです。電熱グローブへは、ジャケットの腕から伸びるコードから電気が供給されますが、こちらも3段階の温度設定ができます。スイッチの部分は、温度が低い順に 緑→オレンジ→赤 と発色しますから、夜間にグローブの一部がこれらの色に輝いていて、近未来的な感覚がまた良いです。自己満足の世界にも浸れるスグレモノと認定しました。 

写真は、帰り道で立ち寄った田原本町のインド料理店「エスカマル」でのおすすめディナーセット1,500円です。ガソリン給油、今回の燃費は満タン計測で22.2km/lでした。