2014年11月26日水曜日

柿の葉寿司の名店 天川村「柳豊」

月曜日、小型スクーターのアドレスV125で、奈良県天川村洞川(てんかわむら・どろかわ)にある、柿の葉寿司の名店「柳豊(やなとよ)」に行きました。写真は天川村の観光案内所です。


この店は大人気ですから、一応、電話して柿の葉寿司を取り確保しておいてくださったのですが、買った後でも残っていました。

このお店のとなりは、これまた「食べないと後悔する」と評判の手打ちそばの店「清九郎」です。店員さんから「寒い時期ですが、冷たいおそばをお勧めします」とアドバイスされ、天丼定食を注文しました。しっかりした歯ごたえとこしがあり、手打ちそばの真骨頂だと思いました。天丼だけでも秀逸ですね。


柿の葉寿司はこんな感じです。家に帰ってじっくり食べました。ちょっとしょっぱい感じがしますが、好きな人は一箱すぐに食べちゃいそうです。

 

室生寺の紅葉

先週の土曜日、宇陀市にある室生寺に出かけてみました。
見事な紅葉に迎えられました。




キヤノンEOS 1Ds MarkⅢ 50mm F1.4 USM

2014年11月25日火曜日

FZ1フェザーで阪神高速を快走しました

私の個人的感想ですが、ずっと昔から、首都圏よりも名古屋以西の西日本のほうが、幹線道路は良く整備されていたように思います。車の免許を取って、大学の学生自治会や東西対抗戦で京都や大阪を訪れたことが何回かありましたが、無料の「高速道路」とも呼べる名阪国道だけでなく、よりマイナーと思える幹線道路でも、片側2車線の道路が多い印象を受けていました。事実、都道府県別の道路満足度は西日本の県が上位に入るようです。

そして、面積あたりの高規格道路の密度は、東京周辺よりも高いと思います。つまり、道路網の網の目が小さい、というものです。首都高速に相当する大阪の有料道路は阪神高速ですが、西日本の「高規格道路密度」が高いということを物語っています。

さて、今回は久しぶりの大型オートバイでのソロ・ツアーです。後ろに人を乗せていないのは身軽でいいです。西名阪自動車道から阪和道、堺泉北有料道路と進みます。この先の阪神高速を左に行けば関西空港に向うことになりますが、そこを走ったことはあります。しかし右に行ったことはなく、今日がはじめての走行となりました。阪神高速4号湾岸線です。



写真は朝潮橋(あさしおばし)パーキングエリアです。かなり豪勢なパーキングエリアで、2階では食事をすることもできます。歩道橋が完備され、大阪港の景色も眺められます。首都高速のパーキングエリアは質素ですので、都市高速にこんな立派なパーキングエリアがあることに驚きました。





2014年11月18日火曜日

気負わず乗れるセカンドバイクが欲しい!

物欲の極みだろうか、セカンドバイクが欲しくなった。スズキST250とかヤマハ・ビラーゴ250、ヤマハ・ドラッグスター250など、足つき性がよく、車検もいらない250ccクラスのバイクを探しに、羽田から大阪伊丹空港に着いたその足で、バイクショップ・ジョーカー大阪空港店に行ってみた。初めてクルマで伊丹空港に行ったのだが、バイクショップに行く予定はなかったのだが、ついでと言ってはナンだが、ラッキーだった。

バイクショップ・ジョーカーは、200台以上という関西トップクラスの在庫を誇る大型店のようだ。



さっそく、これら250ccの車種に跨ってみた。確かに足つき性は良いし、軽くて気軽に乗れて、これはこれでよいのだが、いつか不満がくるだろうと予測できた。そこで、W650という、大型二輪免許が必要で、もちろん車検もあるバイクに跨ったところ(以前にもあったが)、ST250と同等の足つき性を示したのである。


車検があるのが経費を考えればひっかかるが、どのみち任意保険には新たに入らなければならないので(原付二種の等級は引き継げない!)、長距離に行く可能性を考えれば、FZ1フェザーの対極をなすような、トコトコ走れるクラシカルなオートバイを所有するのは悪くないと思われた。しかし、店員にも言われたのだが、もし私がFZ1フェザーとW650の2台を所有するとなると、足つき性や気軽さから、もっぱらW650に乗ることになるだろうという予想がつくのである。

いま現在、本当に買うかどうかはわからない。ただ、このブログをオートバイ中心のブログとして末永く維持するためには、もう一台ぐらい買ってもバチはあたらないと思っている。なにせ、ガレージには余裕があるもので(笑)

2014年11月16日日曜日

藤沢駅「南口やきとん」にて、一人飲みました

1時間弱、ひとりカウンター席で飲みました。
もうちょっといたような感じがしますが、酔いが回ってくると時間感覚がなくなりますね。











シロ塩2本、ハツ塩2本、ハラミ塩2本、カシラ塩1本、ノドタレ1本、シロタレ2本
温玉シーザーサラダ

ビール(サッポロ)中生2本、白ホッピーセット1

合計3,010円

2014年11月15日土曜日

Facebookを利用解除しました

思うところあり、3年余使ってきたSNS、Facebookの利用解除をしました。

楽しいゲーム、Candy Crush は、Facebookと連動しないで iPad で可能なことがわかりました。一切の課金モードにすることなく、結構頑張ってましたから、これだけは止めたくありませんでした。

まだアカウントの削除には至っていませんが、そろそろその時期かとも考えています。なに食べたとか、どこ行ったとか、自分でやっていてバカバカしくなってしまいました。

いいね!押してくれない人がいるのは別に問題ないのですが、他の人にいいね!押して私には押してくれないのも、ちょっと差別されているようで嫌な気がしました。

今後は mixi,  Twitter, Google+, そしてこのブログで交流しようと思います。

2014年11月11日火曜日

下関までドライブしました(帰り編)

先週末に山口県下関市での学会参加のためにクルマで向った話の後編である。

専門医が資格更新のために参加すべきセミナーの終了が16時20分。自宅から下関までの行きに約8時間かかったということは、これから高速道を飛ばして帰っても、おそらく日付が変わらないうちには帰れないということが、容易に予想できた。

それでも、クルーズコントロール(CC)で80km/hの設定で走るつもりだから、あせらず、のんびりと走ることにした。中国自動車道の下関インターチェンジは予想外の大渋滞だったが、料金所を過ぎると九州方面が渋滞していて、大阪方面はスムーズだった。今回の下関行きの全行程で、渋滞はここだけである。


中国自動車道は、神戸など大都市周辺とインターチェンジ周辺をを除いて照明がない。そのため、ヘッドライトが照らす範囲外は漆黒の闇である。この日は霧があちこちに立ち込め、めったに使わない補助灯を使うシーンが多かった。もっとも補助灯を使ったところで、照らす範囲が左右に少しだけ拡大されるだけである。

また、対向車も少なく、大部分で先行車すらいないので、ハイビームを使用している時間が非常に長い。大都市圏ではハイビームなど無用の長物的なところがあるが、中国自動車道の夜では必需である。

80km/hで巡航しているということは、周囲のクルマの大半は追い越してゆくクルマである。であるから、こちらから抜きにかかるシーンはほとんどなく、ブレーキもアクセルも目的地まで使わないで済むのである。100km/h巡航ではそうはいかない。周囲のクルマとの微妙な速度差が、抜かれ、また抜き、せっかくのCCを使う価値がないようなものだ。

19時近くなり、昼食を抜いた分、腹ごしらえを早くしたくなり、美東サービスエリアで食事となった。このサービスエリアには、ラーメンチェーン店のげんこつらあめん花月嵐 が入っている。ちなみにこれは、にんにくげんこつラーメン花月の新ブランドだという。

まだガソリン残量があるので、次のサービスエリアまで間に合いそうだったが、ここから140km先の勝央サービスエリアまでは、高速道路上にガソリンスタンドがない。そのため、この七塚原SAまでの間には、「先140kmスタンドなし、七塚原SAで給油せよ」という看板に何回もお目にかかることになる。



七塚原SAは行きにも給油したスタンドだった。行きはENEOSの有人スタンドだったが、下りはセルフスタンド、しかもこの時間帯には施設に誰もいないようで、給油スペースを除いては明かりすらともっていなかった。

行きの給油では給油ノズルが自動的に止まる位置で給油が止められたが、セルフスタンドは目一杯給油できる。そのために、今回は、前回ギリギリまで給油しなかったため、実際の消費量より多くのガソリンを入れることになり、燃費計算は悪いと思われた。しかしそれでも、627.8km 走行して 55.13L だから、燃費は 11.38km/L となり、高速主体であるため、意外に良い数字が出たと思われた。

さいごの休憩は勝央サービスエリア。熱いデミタス珈琲缶を飲み、不意な眠気の予防とした。ちなみに今回の行程で眠気を感じたのは行きの一瞬だけで、帰りは眠気がまったく襲ってこなかった。長距離ドライブの大敵は眠気と疲労だが、繰り返しになるが、一見、ずぼらで眠気を誘うようなクルーズコントロールが、逆に過度な神経興奮を抑えて疲労も抑制している可能性が示唆された。


勝央SAを過ぎると、岡山県から兵庫県に入ってくる。このあたりもまだまだ山深く、中国自動車道は直線らしい直線がほとんどない。高速道路はあえて長い直線を作らないようにしているというが(その方針が出される前だろうか、東北自動車道は長大な直線区間がある)、中国自動車道はまさにカーブだらけという印象である。


 
 
勝央SAに到着した時点で、残すところ約200km。この時点で22時を回っていたので、80km/hで巡航していては、確実に日付を超えることになってしまう。期待したい帰宅時刻を午前1時半ごろに設定していたので、クルーズコントロールの速度を100km/hまで上げることにした。
 
するとどうだろう、抜かしていった高速バス(新宿まで!)や乗用車のほとんどは100km/hに満たない速度で走っているのだろうか、次々と追い抜くことになった。80km/hと100km/hの世界はまったく違うことに気がつく。
 
高速道路の緩やかなカーブも、かなりの緊張のレベルが上がる。普段は意識しない高速道路の幅も狭く感じるようになる。西宮周辺で雨が降ってきたため、その後は再び80km/hに戻した。
 
帰宅は1時20分。

2014年11月10日月曜日

インド料理ナマステ(山口県宇部市)

山陽本線宇部駅そばにあるインド料理店「ナマステ」に入ってみました。
下関にいったのが、なぜ宇部かといえば、宿泊施設がどこも満室で、
車で1時間離れた宇部に泊まるしかなかったからです。
 
 
ラーメンの来来亭と書籍の文教堂にはさまれた絶好のロケーションにあります。
 
 

ディナータイムでしたが、私としては珍しく、セットメニューを注文しませんで、
単品での注文となりました。
 
野菜カレー690円
定番のカレーです。下から3番目の辛さを注文しましたが、
まったく辛くありません。
 
バターチキンカレー950円
このお店のお勧めのようです。チキンにカレーが良くしみています。

チーズナン450円
熱々で提供され、チーズが良く伸びます。
 
明太チーズナン580円(初体験!)
明太子とチーズがこれほどマッチするとは思いませんでした。
明太チーズナンは食べきれずに持ち帰りました。
 
ナマステサラダ420円
大盛り! ドレッシングが良く絡んでいます

 
インドビール(キングフィッシャー)550円
癖もなく、さっぱりしたのどごしで、大変飲みやすいです。


 
19時30分ごろ訪問しましたが、ほぼ満席で、待っている客はいなかったものの、
ごらんのように待合席が用意されています。

下関までドライブしました(行き編)

この週末は学会のため、クルマ(メルセデス・ベンツCLK)で山口県下関市まで行きました。往復で1200kmを超える長丁場です。東京から大阪までの道のり(約500km)より長い、600km彼方の下関には土曜日の昼すぎまで到着する必要がありましたので、下記に示しますように高速道路を時速80km/hで巡航するとして、途中で休憩や食事もあると考えますと、ざっくり9時間はみておく必要があると思い、まだ夜も明け切らない土曜の早朝4時に自宅を出発しました。早朝6時47分、西の空に満月が出ていました。
 

往復を中国自動車道で向かいましたが、帰宅後にGoogle Mapで確認したところ、山陽自動車道のほうが片道で30kmも短いことがわかりました。おそらく、山間部を通る中国自動車道のほうが交通量が少ないと予想されましたので、この選択は悪くなかったと思っています。

西名阪自動車道から近畿自動車道、吹田ジャンクションから中国自動車道に入りました。急いでいる場合を除いて、私は高速道路では80km/hまでしか出さないです。クルーズコントロール(CC,オートクルーズ)を80km/hにセットして走りますが、大部分のクルマは抜いていってくれるので、CCを途中でキャンセルする必要がほとんどないのです。100km/lとは緊張の度合いがまったく違い精神的にもリラックスできますので、疲れや眠気を感じることがあまりありません。途中の休憩回数を少なくできるようです。

最初の休憩は兵庫県内の加西サービスエリアです。いつもは朝食を摂らないのですが、早起きして小腹がすいたので、ここでクロワッサンとカフェオレを買って朝食としました。

さらに走るとガソリン残量がすくなくなり、残り走行可能距離が30km程度の表示となったとき、七塚原サービスエリア(広島県庄原市)で給油します。ここは有人スタンドで、ノズルが自動ストップするところでいいですかと訊かれたので、それでOKしましたところ、燃費は13.82km/lという過去最高記録をたたき出しましたが、これは参考データでしょう。


去年のゴールデンウィークには、この先の三次インターから帰途について、最初に休憩したのがこの七塚原サービスエリアでした。今回は反対側のくだり線でしたが、これより先の中国自動車道は、私にとっては未踏の地です。ここから先は、ざっと計算して学会場に間に合わなくなる可能性がありましたので、CCの設定を95km/hまで上げて走ることにしました。

広島市の北部をかすめた後、長大なトンネルを何本も抜けると、島根県南西部の吉賀町(よしかちょう)に入ります。このあたりの交通量は驚くほど少ないです。土曜日は通常、日曜日よりはトラックが多いと思いますが、午前10時すぎだというのに、対向車は1分に1台ほどしかありません。中国自動車道は国土の大幹線道路だと認識していましたので、この少なさにはびっくりしました。

山口県に入ると、美祢市周辺では急勾配を上ります。遠くには秋吉台のカルスト地形が見え隠れしました。

下関インターまでの通行料金は8,780円でした。下関港近くのファミレスには12時20分に到着、そこから目的の市民会館までは3分ほどでした。途中の2回の休憩を入れて、8時間で到着しました。


この後、宇部市のホテルまで約50km引き返すかたちになります。

この日の走行距離は650kmでした。

2014年11月5日水曜日

メルセデス・ベンツSLに憧れて

昔、銚子の実家の近所には、「銚子セントラル」という映画館があった。小学生は一人で映画に行くことが学校で禁じられていたのだが、母が映画館の主人に口を利いて、何回か観に行ったことがある。

小学生時代に観た映画の中で、一人で観に行ったかどうかは記憶にないが、プロレスラー、ミル・、マスカラスのテーマソング、ジグソーが歌う「Sky High」が主題歌となった同名映画(原題は香港から来た男、かな)、オーストラリアと香港の合作だと思うが、「スカイ・ハイ」という映画があった。残念だが映画の内容は詳しく覚えていない。

スカイハイ / ジグソー

この映画で、主人公の香港人の男性と、オーストラリアの女性が恋に落ちるのだが、その二人が乗っていたのが真っ赤なベンツSLだ。当時の日本はスーパーカーブーム真っ盛りで、私も同級生に混ざっていろいろな車名を覚えたものだ。ベンツにはSクラスという上級サルーンがあり、そのオープンカーに相当するものがSLだということは知っていたし、おそらく当時の最高排気量の450SLではないかなどと、映画を観ながら思ったものだ。ベンツのオープンカーで颯爽と走る姿は、ものすごくかっこいい、なにか非現実的なシーンとして脳裏に焼きついている。

あれから約40年が経ってしまったが、このスカイ・ハイのSLが原体験として残っていて、SLに対する強烈な憧れとして続いている。ポルシェが欲しくなる瞬間もあるが、いまベンツに乗っているということから、ちょっとだけ現実的な選択として、発作的にSLが欲しくなるというものだ。ちょっと説明しにくい。

それで、一昨日の月曜日、ツーリングを終えてベンツに乗り換え、豊中市にある中古車販売店に、SL500の在庫があるようなので行ってみた。2002年モデルだが、なんと車両本体価格が150万円というもの。走行距離は7万キロを越えているが、メルセデスにとって7万キロは中間地点でもないだろう。

http://www.goo-net.com/usedcar/MERCEDES_BENZ__SL/index.html

ドアを開けると自動的にハンドルが電動で持ち上がり、レッグスペースを広くして迎えてくれる。運転席に身を沈めると、囲むようなセンターコンソールやドアトリム、ホールド感良好なシートもあって、個室という感じが非常に強い。インパネやセンターコンソールにしつらえた木目調パネルも質感が非常に高い。なにより、バリオルーフといって、16秒で自動的にオープンカーになる機構もすばらしい。

あまり時間もないためエンジンをかけただけで終わったが、ひとつ残念なことがある。車内が若干、たばこ臭いのである。千年の恋も一瞬で冷めるような、そんな気分であったが、SLはこれだけではない。また次のSLを求めて検索サイトをめぐってみようと思う。

残念ながら写真はない。

私のバイクが売れたそうです

昨日、北葛城郡河合町のバイクショップから連絡があり、下取りで売却したオートバイ、ヤマハXJR1300が売れたそうです。買ったお客さんは遠く広島の方だとのことで、中古バイク検索サイトからも消えていました。


嫁ぎ先が決まったのは嬉しい反面、いろいろなところに行ったことを思い出すと寂しいですね。それでも、新車で100万円の11年落ち、走行4万キロ以上の中古バイクが、45万8千円というのは高額だと思います。買った時は3年落ち12000kmで75万円でしたから。

この黄色、ストロボカラーとも呼ばれる鮮やかなイエローは、XJR1300の中でも特にプレミアが付いているようで、売値が高いようですね。クルマでもそうですが、手放すときの価値、リセール・バリューを考えて買うというのもアりですが、このバイクを買ったときには、そこまで考えていませんでした。

大型バイクではありますが、とても乗りやすく、街乗りから長距離ツーリングまでこなしてくれました。オートバイにあるのはスポーツ性と非日常です。乗用車にあるのは日常の延長でありますが、スポーツカーやオープンカー、そしてオートバイには非日常が溢れていると思います。

2014年11月4日火曜日

ヤマハのニューモデル、MT-09 に試乗!

ひと月前、八尾市にあるヤマは・オートバイの専門店、YSP大阪東で、ヤマハのニューモデル、MT-09に試乗した。弟分ともいえるMT-07の試乗については、すでに紹介したが、一つ前にMT-07の秀逸さを実感しており、よりワイルドだと評判のMT-09がMT-07とどう違うのか、単なるパワーだけなのか、後述するモード切替えによる走りの違いは実感できるか、2気筒エンジンのMT-07と3気筒エンジンのMT-09ではエンジンフィールに違いがあるのか等、興味津々である。


YSP大阪東には試乗を目的に行ったわけではなく、中古バイクでそのとき興味があったスズキ・バンバン200の在庫があるようなので、行っただけである。

すると気さくなスタッフが、ヤマハ・ニューモデル3車種(トリシティ、MT-07、MT-09)の試乗を勧めてきた。四輪車の試乗と異なり、誰かが同乗して運転のアドバイスをしてくれるわけでもなく、車種ごとにシート高も車重も異なるオートバイの試乗というのは常に不安だらけだ。


その不安を倍増させるような事件?が試乗の直前にあった。この店でMT-09を買ったばかりのお客さん、おそらく50歳前後の男性が、店のスタッフから「ものすごいパワーですから、アクセルを開けるときは慎重にお願いします」と、私の目の前で重ねて言われていたのだが、わかってますよー、とばかりに発車したら、ブオン!!と後輪がスライドしているではないか。試乗前からかなりのプレッシャーになった。

このMT-09には特筆すべき機能があるが、それは3種類の走行モードが選べることだ。現代のエンジンは燃料噴射装置に代表されるように電子化がすすみ、そのひとつがこの機能である。右手のスイッチで切り替えられるもので、真ん中がSTD、過激なAモード、そしておとなしいBモードである。Bモードでは最高出力も低く設定されているようで、発進もマイルドで、店のスタッフはMT-09に乗っているといいながらも、Bモード以外は使っていない、と断言していた。

そういうわけで、このバイクの試乗前からアドレナリンがみなぎってしまうのである。さらに、このスタッフからは脅された。とにかくSTDモードでも過激だという。Aモードは前後にクルマがいないときにお試しください、とも。これには相当ビビった。

しかし、いざまたがってみると、足つき性を含めてさきほどまでのMT-07とほとんど変わらないポジションがまた秀逸だ。オフロードバイクには及ばないが、高性能オンロードバイクでこれだけの軽さを感じるのは他にない。実際の車重もMT-07とほとんど違わないのではと思うほど。メーターがMT-07と異なり、右側にオフセットされているが、これはメーターが前席のちょうど真ん中に位置するクルマに最初に感じた違和感と似ているのではないか。


(上の写真:左にオレンジ色のMT-09、右にガンメタリックのMT-07)

エンジンをかけ、まずはおとなしいBモードで走り出す。それでもさすがに排気量分以上にトルク感が違う。MT-07と違い、ずぼらなクラッチミートをしても背中を押されるように走り出せる。そして右手にゆっくりと力をこめてスロットルを回すと、手の動きとリニアに速度が増していくのが解かる。非常に素直だが、あえて感覚的にいえば、レシプロエンジンというよりロータリーエンジンのような回転感というか、フリクションにロスがない、ということか、うまく表現できないが、簡単に言ってしまえばエンジンではなく電動モーターに近い感覚なのだ。

近畿自動車道と平行に走る大阪外環道という幹線道路に出るまで、ここは我慢のBモードでやり過ごす。この幹線道にでると、STDモードにシフト。Bモードでも決して抑圧された印象はなかったのだが、STDでパワーの伸びがぐっと増す。

そしてAモード。これはヤバい。過激すぎる! いくら命があっても足りない。。。というのは言い過ぎかもしれないが、自制心をこれほど必要とする瞬間はないだろう。なにせ本当に命がかかっているのだから。これらSTDとAモードによって、MT-09は本来の性能を発揮する。ポジションが「前傾のあるオフロード」という感じで、周囲に対する眺めがよい。それは安全にもつながるのだが、その状況での「過激」だ。

前後のサスペンションは極めてよく働いてくれているようで、加速時のフロントの浮き上がり、制動(ブレーキ)時のフロントの沈み込みを、しなやかに吸収してくれているのだ。ブレーキの利きもまったく不満がない。これは以前に乗っていたXJR1300での「まぁ止まればいい」というものではなく、確実に停止することをバイクに約束させられている、ぐらいの違いがあるといえるだろう。


一般道なので高速域を試すことはできなかったが、あらゆる速度域において、MT-07でも感じていた「人機一体感」がある。タイヤが手や足のように、ライダーの脳とシンクロしている感覚だ。MT-07では欲を出してロングツーリングにも、などと考えたのだが、MT-09では風と格闘するバイザーも不要で、ただ走ることそのものを楽しむ道具だと感じた次第である。

ガソリンは、こちらMT-09がハイオク指定、MT-07がレギュラーでOKというのも、両者のキャラクターをあらわしているのだと思う。

江坂の東急ハンズ地下にある大戸屋にいきました

昨日、吹田市江坂にある東急イン・東急ハンズの地価にあるレストラン街。そこにある大戸屋という定食やさんで食事しました。なにやら有名な店のようです。


よくみると、使っているしょうゆはヤマサしょうゆでして、わがふるさと銚子に本社のある企業です。


豚ロースかつ定食ですが、ちょっと肉が薄め。まぁ値段が800円台ですから、仕方がありませんね。


私が注文した、鶏かつセットにはそばが付いてきます。意外とヘルシーかもしれません。

ヤマハのニューモデル MT-07 試乗記

乗ってみるまではわからない、とは、まさにこのオートバイにぴったりの台詞である。YSP大阪東のスタッフによると、嘘か誠か、試乗した人の半分ぐらいが購入にいたっているというのだ。私もFZ1フェザーを買わなければ、こいつを買っていた可能性は95%以上と思われる。
 
 
まず、これまで運転したどのオートバイよりも人機一体感がある。これは何もヤマハの宣伝文句の受け売りではない。700cc2気筒エンジンを搭載し、800mmを超えるシート高であるが、スリムな車体もあり、足つき性は非常に良好だ。軽いため、立ちゴケする不安感はほとんどない。



事実、このバイクの重量は400cc単気筒のSR400と同等で、同じヤマハの400cc4気筒マシン、XJR400より20kgも軽いという。この、400ccクラスより軽いという事実が、このバイクの運動性能の高さを物語っている。 

ライディングポジションは、XJR1300のような古典的ネイキッドと比較すれば、明らかに前傾が強いもの、また、ステップ位置は高く、マスの集中化に貢献している。この絶妙なポジションが、マンマシン一体感を強くしている要因である。前傾は古典的ネイキッドより強いものの、上半身の体重がハンドルに必要以上に加わるものではなく、上半身の自由度は高い。

リッターバイクに慣れた身からすれば、トルクの細さが気になるところ。発進時のクラッチミートは若干、慎重にならざるを得ない。しかし走りだしての低速トルクは必要十分であり、これも直ちに慣れることができる。ちなみにエンジン始動ボタンだが、右手の赤いスイッチを上にスライドするものであり、キルスイッチと兼用になっている。これはユニークだ。

走り出すと、まず気が付くのが「軽さ」である。上述したように400ccクラスより軽量であることももちろんだが、2気筒エンジンのスリムさや、軽量なデジタルメーター採用でステアリング周りの軽さもあいまって、あらゆるところに「軽さ」を感じるのである。それは交差点を右左折するときも、「よっこらしょ」という入力を必要としない。意識せずともセルフステアで舵を切ってゆく感じを実感できるのである。



加速については4気筒とは違うトラクションを感じる。すなわち、後輪で大地を力強く蹴って加速するという感じが強い。先ほどの軽さと表裏一体のようなもので、高速のクルージングに移行するときには地に足の着いたような、逆に重量感を増すのである。

メーターはフルデジタルであり、ちょっと慣れが必要だろう。ただ、ユニークな装備にECOインジケーターがある。各ギアで適正なスピードに入ったとき、ECOという文字が浮かび上がる。常に表示されるように走れば、おそらく燃費も良好であろう。

その秀逸な素性とは裏腹に、ニュートラルから1速に踏み込むときの「ガシャン」というショックは、ちょっとデリカシーにかける。「男カワサキ」ではないので、このあたりはヤマハならではの優雅さをかもし出して欲しかった。

近畿道に並行する幹線道路では、水を得た魚のようなハッスル振りを遺憾なく発揮できる。ブレーキ性能も上々で、一切の不安なく信号で停止できる。さすがにABSを評価するシチュエーションにはいたらなかった。

ヘッドライトはカワサキZシリーズにみられるように、今流行の、従来のモデルに比べて低い位置に取り付けられ、メーターのその先に何もないように見える。ライトの上には後付のバイザーやミニカウルを取り付けるためかネジがむき出しになっており、風と戦うためにはぜひともバイザーをつけて走りたい。

私の乗るFZ1フェザーのような排気量1000ccクラス(リッターバイク)との差を実感するには短い試乗であったが、それでも400ccとリッターバイクの中間的な性能を感じることができた。63馬力という出力は、万人向けの扱いやすさが最大の特徴で、日常で使い切ることができる性能だろう。その点で、MT-07のライバルはホンダNCシリーズだ。しかし、NCシリーズが四輪自動車フィットのエンジンを半分にぶった切ったエンジンをベースにしているのに対し、エンジンそのものから新設計のMT-07は、生まれ方が違う。これがヤマハ流の回答だ。

正直、コイツがセカンドバイクであったらと想像するとワクワクする。そんなことは、あまり考えないでおきたい(笑)

ブログを始めます

遅まきながら、ブログなるものを始めてみました。

趣味のオートバイ・ツーリングのことを中心に、食べ歩きや、日々いろいろ感じたことを書いてみようと思います。

よろしくお願いいたします。