2017年7月30日日曜日

GIVIタンクバッグを取り付けるプレートをセットしました

1泊ツーリングのために積載性は増やしたい。シートバッグは持ってるけど、乗り降りで足に引っかかってウザい、だから手っ取り早くタンクバッグが欲しい。でもマグネット式は細かいキズがつくし、吸盤式は外れそう。そこで考慮したのが磁石を使わないGIVI製タンクバッグ。


車種別イージーロックを買い、タンクバッグに付属していたプレートを、上の写真のように給油口に取り付ける。六角レンチで3か所にボルトで止めて取り付け完了。

同時に買った容積15Lのタンクバッグはこの時点で取り付けていないが、タンクの塗装面からは浮いた状態で固定されるので、キズの心配もほとんどいらないだろう。かつてBMW K1200RSでもGIVIタンクバッグを利用していたが、その時のシステムからかなり進歩していて、着脱も容易なようで、使うのが楽しみだ。 

2017年7月29日土曜日

GoPro Quik で遊んで作ったYouTube動画3連続

GoPro HERO5で撮影した動画を専用の編集ソフトQuikで簡単に作成してみた。自動的に音楽が割り当てられるし(選択できる)、なかなか面白い。




2017年7月23日日曜日

BMW R1200RTに試乗

京都のハーレーディーラーに行ったらメッシュジャケットのSサイズが一つだけあり購入。その姉妹ハーレー店に行ってみると、隣には同系列のBMWモトラッド店が。BMWを降り、はや丸11年になるが、降りてから初めてのBMWが本日の試乗。R1200RT。



水空冷化し電子デバイスで武装された、究極に乗りやすいモーターサイクル。電動で上下するスクリーンやオーディオ類はともかく、モード切替や電子制御式サスペンションなど、予想以上の実用性を示してくれた。かつてR1100RTで弾丸ツーリングを体験した身からも、浦島太郎的ともいえる隔世の感がある。


2017年7月15日土曜日

ハーレーダビッドソン論つづき

(ハーレーダビッドソンのサイドカーを所有し、セカンドバイクにスポーツスターの購入を考慮している友人とのやり取りから、私の発言部分を抜粋しました)

昨日、寝る前にGooBikeでハーレーを眺めていたんだが、FXSBブレイクアウトの美しさには本当に惚れ惚れする。俺のXV1900CUレイダーのライバルだが、2008年に登場したレイダーをみて、ハーレーが「純正でこのスタイル、クオリティかよ!」と驚愕し、発奮して作ったのがブレイクアウトだとされている。リアタイヤ240mmというのは曲がらないバイクだが、ストイックなまでの美しさはハーレー随一ではないだろうか。

http://www.harley-davidson.com/ja_JP/Motorcycles/breakout.html

ハーレーは総じてシート高が低いモデルが多く、大型でシートが幅広なダイナやソフテイルにおいても、たとえ足のかかとが地面につかなかろうが、たいていは両足を同時に接地させることができる。いつでも足を地につけられるという安心感は、乗り手の精神的ハードルを大いに下げてくれる。乗ったことのないモーターサイクルの試乗では、そのあたりは不安だろうが、大いに安心していいと思う。いつでもどこでも足がつくという絶対的な安心感は、所有した後の旅先で、きわめて大きいことだと思う。サイドカーやトライク、はたまた乗用車のような物理的に「倒れない」というのもあるが、精神的な「倒れない」というのも、もはや性能の一つではないだろうか。

そうはいっても、883でも軽く250kgを超える鉄製の車体は重いと感じる瞬間もあるかもしれない。押し歩き時の重さは、ベルトドライブに由来していることも大きい。チェーンドライブのほうが軽いからだ。

スポーツスターはピーナッツタンクに限るといっても過言ではない。スタイル良し、スリムも良し。俺のスーパーローは大容量17リットルタンクで、300kmを超えてもまだまだ残りがあるが、容量が犠牲になってもピーナッツタンクがカッコいい。

883のいいところは、それこそアドレスV125と同等の利便性があるということだ。もちろん、積載性はスクーターのが上だけど、ライディングするに当たっての精神的なハードルがそれほど低いということ。毎日でも乗れる。近距離でも長距離でも苦痛にならない。

よく、ツーリングするなら1200で、と聞くんだけど、それは好みの問題。883でも長距離をゆったり走ることもできる。

つくづく思うんだけど、ハーレーダビッドソンを手に入れるということは文化を手に入れるということ。それはアメリカのものづくりの文化であり、20世紀の工業の歴史を知る、ということだと思う。だから乗らなくてもいい。見ているだけ、磨いているだけ、メッキパーツを愛でるだけで、その深淵なる世界に入っていけるんだ。

1969年のホンダCB750に代表される、日本の緻密で機能的な工業とはまた違う、骨太の耐久性という工業を見ることができる。1950年代の日本製二輪車はもう絶滅している状態だが、ハーレーダビッドソンは1940年代のものが数多く現役で走っている。883に乗ればわかるが、アルミを多用した現代のモーターサイクルとは異なる、鋼鉄の持つ絶対的な、地に足を下ろしたような安心感を感じることができると思う。

アメリカンとかクルーザーと称されるジャンルのモーターサイクルは、アップライトなポジションもあり、流れ行く風景を目に焼き付けながら走ることができる。斜め下を見て、ちょっと首を上げて走るネイキッドや、もっと前傾姿勢の強いスーパースポーツでは味わえない世界がそこにある。

ハンドルから手を離せばすぐにわかる。鬼のような直進安定性で、まったく曲がろうとしない。キャスター角が大きいので、それが小さい他のタイプのモーターサイクルにはありえない特製だ。だから曲がるときには乗り手の入力を必要とする。前輪が大きければ大きいほど、その傾向は強まる。

速く走らなくてもいい、急がなくてもいい、気持ちの赴くまま走らせればよい。疲れたら休めばいい。マイペースであることが逆に求められるのだと思う。

2007年以降はすべてのハーレーダビッドソンがインジェクション化されているから、6年落ちの2011年から現在までのモデルは信頼できて、値ごろならば一番「おいしい」と思う。リアスタイルだが、俺は逆に今のウインカー内臓テールランプは唯一無二だし、好きなんだよね。

2017年7月14日金曜日

ハーレー乗車時の注意点

自動車教習所で行われるハーレー試乗会で883に乗ってくるという友人から、試乗時の注意点を訊かれたので、次のように答えました。

883、1200ともにスポーツスターに共通する、俺にとって最大のネックは、「ギアがニュートラルに入りにくいこと」だ。停止する直前、走っているときには比較的入りやすいが、信号待ちなどの停止時にニュートラルに入れようと思うと、1速と2速の間を行ったり来たりする。2速に入れた状態で、かかとを使って「コツン!」と軽くペダルをたたくようにするとニュートラルランプがついて入ったのが確認できる。これだ。

この「ニュートラルに入りにくい」というのは、ダイナやツーリングファミリーといった大型モデルにも多少は出現する。先日乗ったスポーツスターのXL1200CXロードスターもそうだったし、昨年乗ったトライグライドウルトラでもそうだ。「ハーレーの伝統」と言ってもいいかもしれない(笑

それと注意点というほどでもないが、ウインカのボタンは左右で独立している。曲がり終わった後はクルマと同様にオートキャンセラーが働いて自動的に消灯している。間違ってウインカを押してしまったときには、出ている方向と同じ側のボタンを押せば消える。これは知っていると思うけど。

スポーツスターならば足つき性はどのモデルも良好だし、特に注意点はない。ハンドルの切れ角は大きいので、意外とUターンもしやすい。ただし、ステップの位置がアメリカンバイク共通の低めであること、ステップが左右に意外とせり出していることもあり、「寝かして曲がる」と低速でもステップをこすってしまうことがある。俺の乗っているXL883Lスーパーローはこれが最悪だ。XL883Nアイアンならば多少はOKだと思う。こればっかりはモデル差があるね。

2017年7月10日月曜日

激レアなトヨタ車

この車は何というメーカーの何というクルマか、わかりますか? わかった人はレアカー・マニア認定します。たった150台しか生産されていない(現存台数は不明)ということで、あのトヨタ2000GTより少ないのです。


正解はトヨタのミッドシップエンジン搭載車、MRーSをモデリスタにより作らかえられた派生車、カセルタです。向かって左が5MTのスペシャルバージョンで、右は5ATの標準車両です。MR-Sのボディの外側にFRP等を付加する形で形成されています。そのため、全幅がぐっと大きいです。あわや衝動買いするところを止められました(笑


2017年7月5日水曜日

FLTRXSロードグライドスペシャル

巨大な二輪車へのあこがれは確実にある。「何言ってんだ、ヤマハの旗艦XV1900CUレイダーを持っているならいいじゃないか」と怒られそうだが、両サイドにサドルバッグを装備したところで、あまり荷物が積めないのだ。2泊3日程度の荷物(容積の多くを占めるのは衣類だろうか)を積め、多少の土産も持ち帰れる積載性が欲しい。そしていまだ未経験の「好きな音楽を聴きながら走りたい、それはヘルメット内のスピーカーではなく、車体につけられたスピーカーで」という希望がある。三輪車(トライク)もいいが、二輪車の機動性はないだろう、ということで、現実的な次期ツーリングマシンは、このハーレーダビッドソンFLTRXSロードグライドスペシャルかもしれない。



下の写真は多くの人がまだ見慣れないであろう、ハーレーダビッドソンの面構え。ライト周りのカウルを「フェアリング」と呼ぶ。通常は丸1灯ライトで「ヤッコカウル」との俗称のあるバッドウイングフェアリングが有名だが、ロードグライド系にはこのシャークノーズ(サメ鼻)フェアリングが装着される。最新型ではDaymaker LEDヘッドランプを2灯装備しており、ただならぬ(異様な?)雰囲気を醸し出している。


ハーレーダビッドソンのトライク熱ふたたび?

改造車ではなく正式なハーレーダビッドソンのラインナップであるトライク(三輪車)【FLHTCUTGトライグライドウルトラ】が中古車で登場。運転に二輪免許は不要というか使えず、四輪免許(普通免許MT)が必要。もちろん、二輪車の運転操作(アクセル、前後ブレーキ、クラッチ)ができることが必要だ。


スタンドの代わりにフットブレーキ(サイドブレーキ)が装備されている。バックもできるが、二輪のように足は地面につかないほうが良いとのこと。足が挟まれたりする急なトラブルの可能性があるという。トライクの特性を生かし、足はステップに乗せっぱなしがいいようだ。すでに重量331kgの二輪車を所有しているが、400kgを超える二輪車は体力的に無理かもしれないので、頭の片隅にこの三輪車を次期ツーリングマシンとして置いてくことにする。


2017年7月4日火曜日

大塚国際美術館へ

本日の目的地、四国・徳島は鳴門市・大毛島にある大塚国際美術館。山の内部に美術館を建設して20年となる、大塚製薬の創業者が生まれたこの地に建立した美術館であり、世界の名画が一堂に会し、すべての美術作品を観るのには4kmほど歩かなければならないという、なかなかタフな美術館なのである。

すべての芸術作品が陶板(陶版)という技術をもって作られた精巧なレプリカである。まずは世界で最も歌われ、パロディ作品が作られた芸術作品から。ここではすべて写真撮影OKである。



今日、壮大なこの絵に会うために大塚美術館に来た。大塚美術館に開館10周年となる2007年に完全再現された、バチカン市国にあるシスティーナ礼拝堂の天井画。息をのむほど美しい、前に広がるミケランジェロによる宗教絵巻「最後の審判」、天井画の「天地創造」である(写真下)。正面の「最後の審判」は向かって右が地獄、左が天国を表現している。13:30からのガイドツアーはこの絵の前で始まったが、男性の陰部を隠す隠さないの裏話を聞けたのは面白かった。 



絵画に疎い人でも知っているかもしれないし、また目にしたことが一度はあるだろう、スペインの画家パブロ・ピカソによる「ゲルニカ」(写真下)。13:30からのボランティアガイドによる説明ツアーに参加したが、ピカソがなぜこの絵を、しかも急いで描いたのか、そして絵に隠された秘密を知ることができた。門外不出のゲルニカだが、大塚美術館にピカソの孫が常設展示を許可したのは奇跡であろう。しばらく眺めていたかったが、この美術館を堪能するには半日では短すぎるのだ。ちなみに最終のツアーが13:30でぎりぎり間に合ったのだが、もっと遅いツアーがあってもよいと思った。



フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」はあまりにも有名な名画である。 



白夜の北欧。夕景は一面が赤く染まった空が印象的だ。ほとんどが曲線で構成され、直線は橋と欄干だけである。向こうにカップルが見える。



2017年7月3日月曜日

ハーレーダビッドソン純正メッシュグローブ

ハーレーダビッドソンのアパレル類を集めているわけではないが、使ってわかる高品質なところが気に入っている。正規品であり価格もそれなりだが、それに見合う性能と価値があるのだ。今回、寺田モータースさんで購入したのは、涼しいメッシュグローブ。


昨年からは指や手背に金属のプレートをあしらったシンプソンのもの(1万5千円するのでバイク用グローブでは高価なほうだ)を使っているのだが、この9,630円のハーレー・グローブは、凹凸の少ないハーレーのグリップに、まるで吸い付くような操作感が素晴らしい。プロテクタとしての性能はシンプソンにかなわないものの、夏場のハーレーでは必需品と思った次第。素晴らしい逸品だ。 

塚口さんさんタウンで献血

兵庫県尼崎市。塚口さんさんタウン献血ルームで4回目の献血。日曜日では初めて。141回目の献血は血漿献血だった。今回、兵庫県内での献血が8回目となり、記念のボールペンをもらった。塚口駅周辺は手狭なスペースに二輪車置き場が整備され、バイクはワイヤーロック式となっている。50㏄とそれ以上で場所が分かれているが、ここは自動二輪用(大型バイク用)のスペースである。前の利用者がフックではなくロックにワイヤーをかけて出て行ったようなので、係員に頼んでロックしてもらった。 


ハーレーの加齢対策サプリ?

これはドレッシングでもなければシャンプーでもリンスでもない。金属表面改質作用のあるエンジンオイル添加剤のbAu【バウ】という製品で、車高調で有名なクスコ製のようだ。寺田モータースさんで勧められた。


そしてハーレーのエンジンに特におすすめの添加剤とのこと。新しもの好きなので、本日オイル交換と同時に投入してもらった。コールドスタート時の始動性向上、メカニカルノイズの低減が感じられた。スポーツスターは4万キロを超えてきたので、バイクのアンチエイジングサプリとしての効果に期待したい。

ハーレーダビッドソンXL1200CXロードスターを試乗

急遽、寺田モータースさんでXL1200CXロードスターを試乗。低いハンドルとややバックステップ気味のハーレーにしては高いステップ。このライディングポジションは四気筒ネイキッドマシンとも異なる、唯一無二のもの。モタードのポジションとも異なる。乗り終えて、このポジションもアリだと思った。もりもり湧き上がるパワーと合わせて、乗って楽しいマシンだ。正直、欲しい。 


かつてXR1200という走り系モデルがあり、茅ケ崎市役所隣でハーレーダビッドソンの展示会があった時に興味を持ち、そのあとハーレーダビッドソン茅ケ崎で試乗したことがある。このロードスター、それとも違う。足つき性はこちらのほうが良好か。


この低いハンドル位置が走りの本気度を示している。いっぱいに切った位置はタンクとの間に手が入るぐらいだ。メーターはアナログの回転計と、その下に液晶デジタルでスピード等が表示される。液晶は昼間はちょっと見難いか。


2017年7月1日土曜日

ウェスティンホテル淡路のランチバイキングはイマイチ

関西日帰りバイキング・バスツアーのメッカ?、淡路島のウェスティンホテル淡路。ツアーに参加する手もあったが、今回は個人的に予約して行ってみた。土日に個人が予約するのは残り席数が足りないことが多いようで、難しいかもしれないが、ラッキーなことに予約できた。

正直言って、簡単にお勧めできるランチバイキングではない。クチコミにもあったが、肉類がすべて硬い。噛み切るのに神経がとられ、味を堪能できない。メニューも少ないし、地元のタコ料理も決して美味とは言えない。税込み約3000円を取りながら、冷たいドリンクバーは別料金というのもいただけない。ツアー客だけでやっていけるバイキングレストランは、黙っていてもお金が落ちるので、個人客の好みを聞いている余裕はないのかもしれない。しかし、舌の肥えた?個人客をだますことはできないのだ。 


ポークを目の前でスライスして岩塩をかけ、お好みでマスタードを付けて食べるコーナーはあったが(写真にはなし)、それ以外にメインとなる料理がないのだ。そしてどれも中途半端。しかし食べてみないことには評価できないので、何事も経験であることを今回も理解した。


淡路島名産のたまねぎ。たまねぎカレーとたまねぎスープ。たまねぎカレーは甘すぎる。お子様カレーだよ、これじゃ。その原因はとろけるほど煮込んだたっぷりのたまねぎであり、たまねぎの甘さが広がりすぎているのである。贅沢かもしれないが、これでは甘すぎだ。たまねぎスープも濃厚すぎる。過ぎたるは及ばざるごとしの二品なのである。北海道から沖縄まで、全国津々浦々のバイキングを食した私だが、今回のバイキングはかなり批判的とならざるを得ない。残念だが。